採用サイトの制作費用を工程・規模別に詳しく解説!

採用サイトの制作費用を工程・規模別に詳しく解説!

優秀な人材を採用したいと思ったときには、専門の採用サイトを制作するのがおすすめです。

採用情報に特化しており、求職者に自社の魅力をアピール可能です。そんな採用サイトの制作費用は、10万円以下から150万円以上までさまざまです。

ここでは採用サイトの制作費用を詳しく解説します。

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このページの目次

記事監修者の紹介

田丸 修太

株式会社エフ・コネクト マネージャー
飲食業界からWEB業界へ転身後、自社のWEB広告運用を担当。
現在はマーケティング領域からサイトのディレクション、お客様のヒアリング対応まで幅広く業務に携わっています。

1. 採用サイトは費用をかけて制作するべき?

求人募集をする手段の一つに、採用サイトが挙げられます。この採用サイトとは、具体的にどのようなサイトを指し、どのようなメリットがあるのかをご存知ですか?
以下、採用サイトの目的やメリットについて、詳しくご紹介します。

1-1. 採用サイトとは

採用サイトとは、求職者に向けて自社の魅力や情報の発信に特化したホームページの総称です。採用サイトの目的は、自社に興味がある求職者に向けて、自社の魅力を発信することです。

求職者は、「この企業にはどんなやりがいがあるの?」「具体的にどのような業務をしているの?」「福利厚生や休日制度はしっかりしている?」などの、主に採用に関する情報を欲しています。これらに詳しく答えられるような情報を採用サイトに掲載することで、求職者に自社の魅力をアピール可能です。

最近の求職者は、インターネットを利用した業界・企業研究をする機会が多くなってきました。そのため採用専門のホームページである採用サイトを設置すれば、より求職者に興味を持ってもらえますし、優秀な人材を集めやすくなるのです。

1-2. 採用サイトを制作するメリットは?

採用サイトを制作することで、自社と求職者とのミスマッチをある程度防ぐことが可能です。採用サイトを通じてエントリーを行う求職者は、採用サイトの内容をよく理解しており、具体的に自社で働くイメージを持っている人だと言えます。自社の特徴やカラーに合うような人材が、より応募してくれる可能性が高まるのです。

さらに採用専門サイトを制作することで、「採用をしっかりと行っている会社なんだな」と求職者に印象付けることができますし、「しっかりとした会社」という自社のイメージ向上にも繋がります。

今後は少子高齢化が進んで求職者が減り、人材の奪い合いが加熱していきます。少しでも良い人材を確保したいと思ったら、本格的な採用サイトを作ることをおすすめします。

2. 採用サイトの制作費用を把握するときのポイント4つ

採用サイトを制作しようと思ったときに、気になるのが費用ですよね。制作する前にいくつかのポイントを抑えておくと、その制作費用を理解しやすくなります。
ここでは主なポイントを4つご紹介していきます。

2-1. 必要となるコンテンツ数

採用サイトの制作費用は、コンテンツ数によって大きく変動します。費用をなるべく抑える場合は最低限のコンテンツだけの配置となり、逆に費用が高くなるほどコンテンツ内容や量も充実していきます。
参考までに、採用サイトに必要となる主なコンテンツを見ていきましょう。

2-1-1. 最低限でも必要となるコンテンツ

・会社概要(会社の歴史・沿革・主な事業内容など)
・事業内容(事業の概要・職種・今後の展開)
・募集要項(応募条件・資格・業務内容・勤務時間・給与・福利厚生など)
・代表者あいさつ(代表者の言葉)
・選考の流れ(選考から採用までのスケジュール)
・お問い合わせ・応募ページ

採用サイトとしては、会社の様子がわかる内容や、福利厚生や給与などの基本的な情報を載せることが最低限の要件です。こうした内容に一切触れていないと、裏で何かを隠していないか?ブラック企業ではないか?と求職者に疑われてしまいます。
上記の内容は必ず記載するようにしましょう。

2-1-2. あると好印象なコンテンツ

・インフォグラフィック(データ・情報を図や表で視覚的に見やすく表現すること)
・社員インタビュー、一日の仕事の流れ
・オフィス風景や働く環境の写真
・採用に関するQ&A
・教育制度
・ブログやコラム
・最新のお知らせ

こちらは必ずしも入れなければならないコンテンツではありません。しかし、求職者により自社の魅力をアピールできます。
とくに社員インタビューや一日の仕事風景は求職者が求めやすいコンテンツのため、余力があればなるべく入れたほうが良いです。

2-2. デザイン

デザインは、あらかじめ用意されたテンプレートを使用すれば費用が安くなります。一方で、オリジナルデザインを採用してイラストも多く使ったデザインは、費用が高くなります。より自社に合った優秀な人材を求める場合はオリジナルデザインを採用することが多く、それ故に費用が高くなる傾向にあります。

採用サイトの場合は、ターゲットを明確にし、それに合わせたデザインを設計することが重要です。どのような人材が欲しいのか?どのような人にエントリーしてほしいのか?をあらかじめよく検討しておく必要があります。「大学3年生の文学部系の女性」「計算が得意でコンピュータ関係にも強い理系男性」など、細かく具体的なペルソナ設定が大切です。

2-3. 取材・インタビュー記事

社員紹介やインタビューのコンテンツがあれば、「働く人の顔が見られる安心感」「親近感」「自分が働くイメージ」を求職者に与えることができます。

しかしこうした取材やインタビューは、とても時間がかかります。何を伝えるのか・誰に登場するのか・どこで撮影するのかといった打ち合わせや、当日のインタビュー、文字起こし、記事編集までかなりの工数が発生します。そのため依頼した場合の費用が高額となるのです。

2-4. 写真撮影・動画作成

自社の雰囲気や社員の様子を伝える写真は、求職者に魅力を伝えるためにとても重要となります。
自社で全て用意すれば費用は発生しませんが、社内の雰囲気や様子を写真で上手に伝えることは素人では難しいものです。そのため本格的な採用サイトを制作する場合、写真撮影をプロに依頼する会社が多いです。費用は一日撮影で5~10万円ほどです。

また最近の採用サイトでは、動画を採用するところが増えてきました。たとえば、プロジェクト実行の様子をドキュメンタリー風に紹介する動画・社員インタビュー動画・セミナー形式での会社の魅力を紹介する動画など。こうした動画があれば、より求職者にアピールが可能です。この場合、十数万円程はかかると見積もっておくと良いでしょう。

3. 採用サイトの制作費用が発生する工程

採用サイトの制作費用は、他のホームページと同じように、その工程によっても変動しやすいです。ここでは、制作会社に依頼した場合の採用サイト制作工程を、費用と共に詳しく解説していきます。

3-1. 企画ディレクション費

採用サイトを制作するための最初のステップとして、企画ディレクション作業があります。自社の魅力や強み、採用ターゲットや予算などを詳しく打ち合わせして、採用サイト全体のコンセプトを設計します。この作業にかかる費用が、「企画ディレクション費」です。
最初にサイトの方向性が決まる重要な工程となるため、制作会社と打ち合わせする際にはしっかりと対応するのが重要となります。

一般的な相場は10~30万円ほどですが、依頼する制作会社によっても異なります。

3-2. デザイン・コーディング費

企画で設計したコンセプトをもとにして、トップページや下層ページをデザイン・コーディングしていきます。一般的な費用相場は5~40万円ほどです。

ページ数が少ない小規模サイトで、テンプレートを活用すれば費用が安くなります。一方で、規模が大きくオリジナルデザインを採用する採用サイトほど高くなります。さらに、パソコンやスマートフォンなどの画面サイズによってデザインが変化する「レスポンシブ対応」となると、費用が約1.5倍かかります。

3-3. コンテンツ作成費

上記の「必要となるコンテンツ数」でも解説しましたが、コンテンツは採用サイトの肝とも言えます。どのコンテンツを採用するかで変動しますが、一本あたりで5~30万円ほどです。

とくに制作費用が高いコンテンツは、撮影インタビュー記事作成で5~10万円・インフォグラフィックス制作が10~25万円・動画制作は15~35万円ほどです。

3-4. 運用保守費

採用サイトの運用保守には、サイト内容の更新や修正業務、エントリー後の応対業務などがあります。

とくに重要なのが、採用サイトの更新業務です。更新業務では、エントリーに関する情報に修正や追加があるときに更新します。求職者は正しく最新の情報を求めているため、もしも情報に行き違いが発生すると、信用を失う原因となるため注意が必要です。

その他にも、記事の更新や新規コンテンツの追加、サーバーの管理といった運用保守もあります。こうした業務は手間がかかるため、制作会社に依頼する企業も多いです。その場合、費用は月に3〜10万円ほどかかります。

3-5. 工程別の制作費用のまとめ

工程名 費用相場
企画ディレクション費 10~30万円
デザイン・コーディング費 5~40万円
コンテンツ作成費 (1本あたり)5~30万円
運用保守費 月に3~10万円

このように、工程によっても費用は変動します。

コストを安く抑えたい場合は、デザインテンプレートを活用する・コンテンツを絞る・運用は自分たちで行う、などで可能です。本格的な採用サイトを作成したい場合は、高額になりますが信頼できる制作会社に依頼すると良いでしょう。

4. 採用サイト規模別の制作費用相場

ここまで、採用サイト制作ポイントや工程別費用についてご紹介しました。では、実際に制作する場合は具体的にどのくらいの費用が発生するのでしょうか?
以下、採用サイトの規模別に具体的な費用を解説します。

4-1. 小規模採用サイト

・必要最低限の情報だけある小さな採用サイトで十分
・とにかくコストと時間をかけたくない
・IT関係に詳しい人材が社内にいる

上記のように検討している場合は、無料または10万円以下の低コストで採用サイトを制作することも可能です。インターネット上で配布されている「採用サイト構築パッケージ」を活用すれば、指定された箇所に文章や素材を挿入するだけなので簡単に制作できます。1週間ほどの期間があれば、採用サイトを開設できるでしょう。
なお、ITに詳しい人材がいれば、採用サイト構築から運営まで任せることで外注費を削減できます。

4-1-1. 小規模採用サイトのメリット

・採用コストを最小限に抑えることができる
・短期間での制作が可能
・求職者に必要最低限の情報でアピールができる

とにかく迅速に、最低限のコストだけで採用サイトを設立したいと考えている場合には最適です。

4-1-2. 小規模採用サイトのデメリット

・文章作成や写真撮影などの作業を行うため工数がかかる
・機能やデザインの制限が多い

採用サイトに掲載する文章から写真やイラストまで、全て自社で用意する必要があります。外注した場合と比較すれば、手間がかかるのがデメリットです。

採用サイト構築パッケージを利用する場合は、用意されたデザインテンプレートを使用します。デザインに制約が多く、オリジナル性を出しづらい・他社の採用サイトと差別化しにくい・コンテンツの追加や削除がしにくい、といった面もあります。

4-2. 中規模採用サイト

・10ページ程度の採用サイトを検討している
・最低限のコンテンツが揃った採用サイトを外注したい
・オリジナルデザインを活用したい

デザインやコンテンツなどにある程度の制約はあるものの、最小限の費用で外注する場合、10~50万円ほどの相場で依頼可能です。発注先は中小規模の制作会社が多く、平均1ヶ月程度で開設できます。

コンテンツは少ないけれど、ある程度のオリジナル性がある採用サイトを設立したいと考えている企業におすすめです。

4-2-1. 中規模採用サイトのメリット

・多少オリジナルのあるデザインが可能
・10万円以下よりもページ数が増える

採用サイト構築パッケージよりもデザインに幅が広がります。また一般的なページ数で制作できるのでコンテンツ数も10万円以下よりも多く、掲載できる情報が多くなります。

4-2-2. 中規模採用サイトのデメリット

・自社で文章作成や写真撮影を行うケースが多い
・取材や動画作成などの凝ったコンテンツは依頼できない

10万円以下の場合と同じく、文章や写真の用意などは自社で行うことが多いです。また、取材やインタビューの依頼などは高額となるため、依頼できません。
あくまでも、「ある程度のコンテンツとオリジナルデザインのある採用サイトを制作したい」と検討している企業向けです。

4-3. 大規模採用サイト 

・オリジナルデザインやコンテンツのある採用サイトを制作したい
・社員紹介やインタビュー記事も載せたい
・ほとんどの工程を制作会社に任せたい

50万円を越えてくると、本格的な採用サイトを作れる価格帯となります。社員紹介やインタビュー記事、オリジナル写真を掲載できるので、求職者に会社の雰囲気をより伝えたい場合にはおすすめです。また、ほとんどの工程を制作会社に任せられるので、手間をかけたくない企業にも便利です。
費用相場は最低で50万円、コンテンツやデザインにこだわると150万円近くかかります。

4-3-1. 大規模採用サイトのメリット

・ページ数も充実したオリジナル採用サイトを制作したい
・質の高いコンテンツが制作可能

自社のコンセプトや企業文化に合わせた、高品質な採用サイトを制作できます。社員インタビューや撮影もプロに任せられるので、コンテンツの質も高くなります。

4-3-2. 大規模採用サイトのデメリット

・コンテンツや量によって費用が大きく変動しやすい
・製作期間が長くなりがち

大規模になるとコンテンツの自由度が大きいため、コンテンツ内容や量によって、見積もり額が大きく変動します。製作期間も内容によって1~2ヶ月ほどかかりますので、事前によく打ち合わせしておくことが大切です。

4-4. かなり本格的な採用サイト

・採用戦略に基づいた効果的な採用サイトを制作したい
・他社との差別化を図ったデザインやコンテンツを制作可能
・20ページ以上のボリューム多い採用サイト

採用ターゲットに合わせたコンテンツの作成や構成設計など、より高品質・高戦略な採用サイトを制作する場合は150万円以上の費用が発生します。これらの金額の大部分はコンサル費用がメインのため、採用戦略全体を含んだコンサルティングが依頼可能です。
制作期間は最低でも2ヶ月、最長で4ヶ月ほどかかるので、長期間に渡ります。

4-4-1. 本格的な採用サイトのメリット

・戦略的な採用サイトで求職者にアピールできる
・採用サイト内に高度な機能を実装することも可能

デザインや写真素材がオリジナルのものはもちろんのこと、動画制作も依頼可能です。他社の採用サイトにはない遊び心のあるデザインやコンテンツも追加できます。費用に余裕があり、戦略的な採用サイトを制作する場合はおすすめです。

4-4-2. 本格的な採用サイトのデメリット

・製作期間が長い
・コンサルティング費用がメインのため業者選定が重要

製作期間が2~4ヶ月と長くなります。また費用の大部分がコンサルティング費用となるため、実績豊富で信用できる制作会社を選択しないと、後にトラブルに発展しやすくなります。

4-5. 規模別の制作費用まとめ

採用サイトの規模 費用相場 ページ数 製作期間 メリット
小規模 無料~10万円以下数ページ 一週間程度 最低限のコストで済む
中規模 10~50万円以下10ページ程度 1ヶ月程度 外注しつつもコスト削減可能
大規模50~150万円 20ページ以内 1〜2ヶ月程度 ページ数も充実したオリジナル採用サイトが制作可能
本格的150万円以上 20ページ以上 2〜4ヶ月程度 戦略的にも特化しており優秀な人材をより集めやすい

採用サイトの規模によって、費用は大きく変動します。どのような目的で採用サイトを制作するのかを事前によく考え、その目的に合う規模の採用サイトを制作すると良いでしょう。

5. 採用サイト制作費用を抑えるためのポイント

採用サイトを制作する際には、なるべく費用を抑えたいと検討しているケースが多いですよね。そこで、ここでは、採用サイト製作時になるべく費用を抑えるポイントをご紹介します。

5-1. あらかじめコンテンツ案やデザイン案を用意しておく

制作会社に依頼する前には、採用サイトの構成案やデザイン案などをあらかじめ用意しておくことをおすすめします。採用サイトのイメージやデザインの方向性を事前に固めておけば、ディレクターの工数が減り、コスト削減が見込めます。

コンテンツやデザイン案は、大雑把でも構いません。採用サイトを訪れた人にどの情報を伝えたいのか、どういった順番で表現したいのか、をある程度まとめておきましょう。そのためには、最初に求める人材やターゲットを明確にしておく必要があります。

5-2. 制作会社にどこまで任せるのか考える

制作会社に依頼する場合は、どこまで依頼するのかを考えましょう。たとえば文章作成、写真撮影、完成後の運用などです。制作会社に依頼する工程が多いほど、費用はもちろん高くなります。

どうしても費用を抑えたいと考えているのなら、自社で行える工程はなるべく自社で行いましょう。ただしクオリティを重視したいのであれば、費用をかけてでも制作会社に依頼したほうが安心です。

6. まとめ

以上、採用サイト制作の費用について詳しく解説しました。

採用サイトは、人材を少しでも確保したいと考えている企業にはおすすめのホームページです。採用目的やターゲットを最初にしっかりと設定して、それに合わせたデザインやコンテンツを用意すれば、より自社に合う人材と出会う機会が増えます。採用にお悩みの企業にはおすすめです。

もしも制作サイト作成でお困りのことがありましたら、当社までご連絡ください。採用目的やターゲットをしっかりとお伺いし、予算に合った採用サイトをご提案させていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

また、採用サイト制作が得意な制作会社をまとめたものもあるのでそちらもチェックしてみてください。
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