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SEO対策を依頼する前に!準備や注意点について把握しよう

SEO対策を依頼する前に!準備や注意点について把握しよう

SEO対策を依頼する前に!準備や注意点について把握しよう

SEO対策で成果を上げるためには、SEO対策専門の業者へ依頼する方法がおすすめです。しかし依頼する前には、SEOに関する基礎知識を把握してある程度の準備を行っておく必要があります。

ここではSEO対策に関する基本知識や準備について詳しく解説します。

SEO対策会社コーディネーター自己紹介

SEO対策会社コーディネーター自己紹介

株式会社エフ・コネクト
メディア事業部部長 真中淳一

  • 経歴
  • Webマーケティング業界歴10年
  • 対策キーワード:約2万キーワード以上
  • 運営メディア数:約20サイト以上
  • 運営サイト実績
  • 墓石の一括見積サイト
  • 屋根工事の一括見積サイト
  • エクステリア工事の一括見積サイト
  • 防水工事の一括見積サイト
  • 大規模修繕工事の一括見積サイト
  • 骨董品買取の一括見積サイト
  • ホームページ制作の一括見積サイト
  • 清掃会社の一括見積サイト
  • リラクゼーションサロンの公式サイト

はじめまして。SEO対策会社のコーディネートをさせていただいております、真中と申します。
私はメディア事業部の責任者として、日々、自社のメディアのただ順位を上げるだけではない、
問い合わせや売上に繋がるためのSEO対策に5年以上取り組んでおります。

情報収集のためにやっていること
  • 日々の最新のSEO関係の情報収集
  • 毎月数回のSEO対策関連セミナーへの参加
  • 各SEO対策会社との最新の情報交換
  • 各SEO対策会社のサービス、提供ツールの比較
自社メディアに対して行っているSEO対策
  • 数千キーワードにわたる毎日の順位チェック
  • 競合サイト分析と自社メディアとの差分分析
  • 週1回の施策実施と結果分析・検証、施策の再立案

SEO対策をお客様に提供する場合、仮に結果が出なくても対策費用はいただけ、解約になるだけで、また新しくお客様を探せば良いかもしれません(もちろん、結果にとにかくこだわる対策会社様もいらっしゃいます)。
ただ、自社メディアのSEO対策を行う場合には、結果が出なかったから解約になっても新しいお客様を探せばいい、ではなくて、とにかく結果を出さないといけません。
そのため、とにかく結果に拘って5年間で数千時間を自社メディアのSEOについて費やし、外注費用としても、この2年間だけで考えても2,800万円以上を投下してきました。
そこで培ったノウハウ・知識を元に、SEO対策会社様のコーディネートをし、お客様にご紹介をさせていただいております。
良いSEO対策会社を探すのでお困りの方はぜひ、弊社までお問い合わせください。

SEO対策について、よくいただくご質問と回答

  • 外部リンクってまだ効果はありますか?

  • 効果はあります。が、昔流行ったような、外部リンク用のサイトから外部リンクを貼る、というような形では効果が無いばかりか、下手するとペナルティを受けてしまうリスクもあります。効果があるのは「ナチュラルリンク」と呼ばれる、自然に付く外部リンクになります。

    続きを読む

    では、どうすればナチュラルリンクが貼ってもらえるかと言うと、「ユーザーにとって役に立つコンテンツであること」と「それを紹介してもらいやすくする仕組み」を構築することが重要です。

    例えば弊社の運営しているメディアでは費用について詳しくまとめたページがあります。そういったページはエンドユーザーさんが費用について投稿する際やページを作る際に情報の参照元として紹介されやすい傾向にあります。建築関係のメディアだと建材や塗料のメリット・デメリットをまとめたページや、買取系のメディアでは作者ごとの情報をまとめたページなどが紹介されやすい傾向にあります。

  • 最低何社の話を聞いた方が良いですか?

  • 弊社のメディア運営で外部のSEO対策会社を選定した際は、5社の話を聞きました。

    それも単純に5社というのではなく、内訳は
    • 直近で受けたセミナーで納得度の高かった中から1社
    • 普段情報収集している会社の中から1社

    続きを読む

    • 過去に営業を受けた中で納得度の高かった中から1社
    • 全く接点がなく、検索して見つけた中から1社
    • たまたま営業メールをいただいた中から1社

    という内訳でした。

    ポイントは2点あります。

    ①納得いくまで複数の会社の話を聞く。

    SEO対策は短期的に結果が出るというよりは、中長期での対策になり、短くても半年間、長いと数年単位でお付き合いをすることになります。そのため、少しでも気になるところがあれば妥協せず、多少時間をかけてでも納得できるまで複数社の話を聞くことをオススメします。

    ②SEOに対する考え方が偏らないようにする。

    SEO対策には確実な正解はなく、時期によってもトレンドが変わりますし、その中でSEO対策会社の各社は自社の強みに合わせて提案をしてきます。普段から付き合いがある会社だけから話を聞くと、提案に偏りが出て、トレンドに合わない提案になってしまうリスクもあります。そのため、弊社で発注先を探す際にも、元々過去に接点があって納得感の高い会社以外に、たまたま営業メールをもらった会社や新しく検索から探した会社からも提案を受けることで、考え方が偏らないようにバランスを取りました。

  • どういった視点でSEO対策の会社を選んだ方が良いですか?

  • 弊社が外部パートナーを選定した際の考え方を紹介させていただきます。

    ①まずは自分たちの知識を高める。

    各SEO対策会社の提案が正しいのかどうか、どこか営業トークになっている点が無いか、を判断するために

    続きを読む

    も、まずは自分たちの知識を高めることが必要です。その際、細かい具体的な内容をカバーするというよりは、Googleの方針や考え方、それを踏まえてこれからのSEO対策の大まかな流れ等を抑えるようにしましょう。

    ②Googleのトレンドが変わってもぶれないような中長期的な視点を持っているかを見極める。 Googleのトレンドは常日頃変化します。そのため、短期的な視点になり過ぎると行き当たりばったりな対策になってしまうだけでなく、将来的にはペナルティリスクを負うような対策になってしまうケースもあります。Googleのトレンドが変わっても対策内容が無駄にならない、リスクにならない視点を持っている会社を選びました。

    ③自社でできる部分は自社で行い、コスト削減できるような柔軟性があるか。 単純な外部リンク対策が全盛だった昔は、SEO対策すべてを外注先に任せるしかありませんでしたが、今は自社でやれる部分や、自社でやった方が全体的な効率が良くなる部分が多々あります。社内のリソース状況と照らし合わせ、自社でできる部分・自社でやった方が良い部分を明確にし、自社でできない部分・任せた方が良い部分だけをお任せできるような柔軟性があるSEO対策会社を選びました。

    ④SEO対策の中でも特にどこを対策したいのかで判断する。 SEO対策と一言で言っても、「サイト全体のコンテンツを増やす」「少数のページをリライトして強くする」「外部リンクを獲得する」「読み込まれやすいように内部を調整する」などいくつかの対策に分岐します。弊社の場合、その時々で課題となる部分が異なりますので、その課題解決に強いソリューションを持っている会社を選定致しました。

このページの目次

1. SEO対策を依頼する前に基礎知識を理解しよう

まずは、SEOに関する基礎知識を理解しておきましょう。知識もないまま業者に依頼すると、うまく意思疎通が図れず、最悪の場合は悪徳業者のカモとなってしまう可能性があります。
以下、知っておきたいSEOの基本的な知識を紹介しますので、参考にしてください。

1-1. SEOの本質はユーザーファースト

SEOとは、「検索エンジン最適化」のことです。検索エンジンにて検索されたキーワードの検索結果ページ上位に表示させることを指します。

日本における検索エンジンのシェア率をみると、Googleが約7割と圧倒的なシェアを誇っており、次にYahoo!、Bingと続きます。
(参考:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan#monthly-201905-202005-bar
なお、Yahoo!もGoogleの検索エンジンを活用しているため、SEO対策=Google検索エンジン対策とも言えます。
つまり、Googleの検索エンジンの本質や変動に対処しながら対策していくことが必須となるのです。

Google検索にて上位表示されるために重要なのが、「ユーザーファースト」の概念です。Googleは検索エンジンを利用するユーザーに対して、適切な情報を提供してくれるホームページを高く評価しています。

Googleの使命
「精密に精査する」
『Googleはいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。』
(引用: https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/users/

Googleの検索エンジンは年々変化していきますが、この「ユーザーファースト」の理念が根幹にあります。
検索結果にて上位表示させるためには、ユーザーの利益となるようなコンテンツ制作を心がけなければなりません。

1-2. リスティング広告とSEOの違い

SEOと似た仕組みに「リスティング広告」があります。この2つを混同している人も多いですが、内容は大きく異なります。

【リスティング広告】
検索結果の一番上部に表示される広告を指します。費用を投じるだけで、簡単に上部表示される仕組みです。
ユーザーがクリックをすると費用が発生する「クリック課金制」であり、入札額を自由に変更できるので比較的安価です。
しかしユーザーは広告枠を避ける傾向が強いため、クリック率はSEOと比較して低いです。

【SEO】
検索キーワードに対して適切なコンテンツを作成し、1ページ目上部に表示させて集客させる方法です。
検索エンジンの評価によって順位が決定されるため、上位表示には時間がかかります。しかし一度上位表示を達成して維持ができれば、多くの集客が期待できます。

この2つの特徴をまとめると以下のようになります。

リスティング広告SEO
表示枠広告枠自然検索枠
クリック率低い高い
費用有料無料(対策費用は別)
上部表示までの期間即時最低でも半年以上はかかる
上位表示の可能性確実に上位表示される。ただし出資を停止すれば上位表示もされなくなる必ず上位表示される保証はない
コントロール性入札額やキーワードなどが変更しやすいほとんどコントロールできない

リスティング広告は短期的に効果を出すには最適ですが、コンバージョン率は低いです。一方でSEOは上位表示されればコンバージョン率の改善に役立ちます。

ホームページの集客成果を重視するなら、SEOが最適だと言えます。

1-3. SEO対策は長期戦

前述のように、SEOで上位表示されるのは、非常に時間がかかります。
現在のGoogle検索アルゴリズムは進化しており、小手先だけのテクニックだけでは簡単に上位表示されない仕組みとなっています。ドメインパワーがつくには時間もかかるため、新規ホームページを立ち上げた場合は、結果が出るのに半年から1年以上はかかる覚悟が必要です。

なお、SEO対策業者に依頼した場合でも、すぐに結果が出るとは限りません。自社で行うよりは、順位アップの可能性や順位が早く上がる可能性は高くなりますが、だからといって必ずしも上位表示が約束されるものではないです。

SEO対策を行うなら、短期の成果を求めずに、じっくりこつこつと長期戦を覚悟して挑みましょう。

1-4. SEO対策を誤るとペナルティを受けることも

もしもGoogleのガイドラインに反した行為を行った場合、スパム行為としてペナルティを受けてしまいます。
主に以下のような行為が、スパムとして認定されます。

・ユーザーの利益とならないコンテンツの自動生成
・不正なリダイレクト
・隠しテキスト、隠しリンクの設置
・コンテンツの無断複製
・ページと関連性のないキーワードの埋め込み
・フィッシング、ウイルス、マルウェアインストールなどの悪意あるサイト

など

ペナルティを受けてしまうと、順位が大幅に下がってしまい、最悪の場合はGoogle検索からも削除されてしまいます。その場合、ホームページ内容を改善したのちにGoogleに対して「再審査リクエスト」を送る必要があります。しかし、一度下落した順位の回復が保証されるわけではありません。

せっかく上位表示まで成功したのに、ペナルティを受けてしまうと再浮上はなかなか厳しいものがあります。Googleのガイドラインをきちんと理解し、ペナルティ行為認定されないように気を付けましょう。

1-5. 自社で行うor業者に依頼する、どちらが最適?

SEO対策は、自社で行うことも可能です。では、自社で行う場合と業者に依頼する場合、どちらのほうが最適なのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

【自社で行う場合】

◯メリット
・外注費用が発生しない
・SEO対策のノウハウが溜まる
◯デメリット
・時間や手間がかかる
・SEO対策に詳しい人材がいないと厳しい


【SEO対策業者に依頼する場合】

◯メリット
・自社で対策するよりも効果が出やすい
・時間や手間がかからない
◯デメリット
・外注費用が発生する(数十万円〜)
・業者選びに失敗するといつまで経っても成果がでない


つまり、、自社であれば費用を抑えられるメリットはありますが、手間や時間がかかります。一方で業者に依頼すれば、費用は発生しますが成果が出やすい、といった特徴があります。

SEO成果を重視するのであれば、業者に依頼する方法が最適です。SEOに強い人材が自社にいれば問題ありませんが、そうでない場合、SEO対策にかける時間や労力が莫大にかかります。
SEO対策には、長年の知識や経験、専門的知見が必要となるため、短期的で浅い知識のみではかなり厳しいです。外注費用はかかりますが、長い目でみれば、最も効率よく成果を出せると言えます。

とくに「SEOは全くの初心者」「ネットリテラシーが低い」方は、業者に依頼することをおすすめします。

2. 業者によるSEO対策の手法は主に3つ

業者によるSEO対策には3つの方法があります。「内部SEO対策」「外部SEO対策」「コンテンツSEO対策」です。
それぞれの方法によって対策内容が大きく異なりますので、業者に依頼する前には「その業者がどのような対策を行っているのか?」を把握しておきましょう。

2-1. 内部SEO対策

内部SEO対策とは、HTMLのソースコードやホームページの内部構造を見直し、Googleの検索エンジン用に修正する作業のことです。

内部SEO対策を行えば、すぐに効果が発揮されるわけではありません。しかしこの作業を行わないと、検索エンジンを巡回している「クローラー」がホームページを正しく評価してくれません。
クローラーとは、Google検索エンジンの巡回ロボットのことです。このロボットが読み取ったページ情報は、Googleデータベースに登録され(インデックス)、その情報がGoogle基準に従ってランキング付けされる仕組みとなっています。クローラーが読み込みやすいように改善しない限り、コンテンツがどれだけ最高のものでも、正当に評価してもらえないのです。
基礎的な作業ではありますが、着実に順位を上げるためにも重要なのです。

内部SEO対策の具体的な内容には、タイトルタグやメタディスクリプションの改善・見出しタグの見直し・altの設置・内部リンクの最適化などがあります。

◯タイトルタグやメタディスクリプションの改善

タイトルタグ、メタディスクリプションはページごとに設定する項目です。
タイトルタグはそのページの題目的役割を果たしており、検索結果時にも表示されます。
ディスクリプションはページの内容を要約したものです。順位に大きな影響はありませんが、検索結果に表示されるため、魅力的な文章にするとクリック率が高くなる可能性があります。

◯見出しタグの見直し

本文中に見出しタグ「H1~H6」を使用してレイアウトします。見出しがあることで、ユーザーはページ閲覧がしやすくなります。とくにH1は検索エンジンにページ内容を伝える役割を果たしているために重要です。

◯altタグの設置

altタグとは、画像の中身を説明する代替テキストのことです。検索エンジンに対して、画像が何を示しているのかを説明する役割もあります。近年は画像検索利用者が増えているため、altの配置が大切です。

◯内部リンクの最適化

ホームページ内で各ページのリンクが正しくされているか、わかりやすく設置されているかがポイントとなります。クローラーにホームページ構造を正しく伝えられると同時に、ユーザーにも見やすくなるため訪問者を増やしやすくなります。

2-2. 外部SEO対策

外部SEO対策とは、外部から質の高いリンク(被リンク)を獲得して評価を上げる対策のことです。

検索エンジンは「そのホームページに有益性が本当にあるのかどうか」を判断するため、ホームページ内部だけの情報だけでなく、外部からの信頼度や関連性も重視しています。そのため、外部からのリンクがどのくらいあるのか・どのくらい関連度があるのか、なども評価の対象となります。

しかし、単に被リンクの数を増やせばいいわけではありません。検索エンジンのアルゴリズムは、関連するテーマで質の高いコンテンツからの被リンクを重視しています。関連性もなく数だけが多い被リンクは評価せず、むしろスパムとして認識し、前項で紹介した「ペナルティ」の対象となるため注意が必要です。

以下のような被リンクであれば、そのホームページの評価が高くなります。

・自然発生した(SNSによる自然拡散など)
・リンク元との関連度が高い
・コンテンツが良質なホームページからのリンク

Googleは、自然発生した被リンク・関連コンテンツからの被リンクを、最も重視しています。外部SEO対策では、このリンクを獲得するために、ホームページ内部の見直しやコンテンツ改善などを行っていきます。

もしも外部SEO対策メインの業者で「被リンクを大量に獲得します」と宣伝している場合は、ペナルティに引っかかる可能性が高いので要注意です。

2-3. コンテンツSEO対策

ユーザーの悩みや必要な情報を提供できる、良質なコンテンツを積み重ねることで検索エンジンからの評価を高め、上位表示を目指す施策です。

Google検索エンジンは過去の大型アップデートを経て、「よりユーザーの役に立つホームページ」を重視するようになりました。良質なコンテンツをどんどん作成し、SNSなどの外部からのユーザー流入を増やし、ドメインパワー(ホームページの力)を高めて検索順位アップを目指します。

コンテンツSEO対策は、非常に時間や労力がかかります。しかし、ペナルティとなる可能性は低く、自然な被リンクを獲得しやすいのでおすすめの施策です。

3. SEO対策を依頼した際の費用

業者に依頼するときに気になるのが、費用だと思います。料金体系は主に2種類あり、施策内容によってどちらかに分かれます。また、キーワードの難易度や作業範囲によっても変動しやすいため、事前の確認が必要です。ここでは、料金体系について詳しく解説します。

なお、別記事「SEO対策にかかる費用は?相場を詳しく解説します【2023年版】」にて、SEO対策の費用を詳しく解説しております。そちらもぜひご参照ください。

3-1. 料金体系は主に2種類

SEO対策の料金体型には、「月額報酬型」と「成果報酬型」の2種類があります。以下、それぞれの料金体系について具体的に見てみましょう。

3-1-1. 月額報酬型

毎月の固定料金を支払ってSEO対策を施してもらいます。プロによるコンサルティング・結果レポートの提供やフィードバック・コンテンツ作成・PDCAサイクルの管理など、SEO対策全般の対策を依頼できることが多いです。
相場は10~30万円と高めですが、SEOで結果を出したいならこちらの料金体系がおすすめです。

3-2-2. 成果報酬型

上位表示されるなどの成果が出たときのみ、報酬を支払う料金体系です。「1キーワードに対して◯位以上表示されたとき」など、業者によって細かく設定されています。
数万円程度から依頼できるので、費用を抑えたいなら成果報酬型がおすすめです。しかし、対策内容の範囲は限られており、細かなフィードバックなども行われません。

3-2-3. キーワードの数や難易度によっても見積額は変動する

業者に依頼するキーワードの数や難易度によっても、見積額は大きく変動します。とくに競合他社が多い「ビッグキーワード」ほど、対策にかかる時間や労力が莫大となるため、料金も高くなっていきます。逆に競合が少ない「ロングテールキーワード」であれば、ターゲットとなるユーザーも絞られて対策もしやすいため、費用も抑えられます。

業者へ依頼する前には、どのようなキーワードで狙っていくのか・どのようなユーザーをターゲットにしていくのか、などの準備をしておくだけでも、業者側の負担が減るので料金を安く抑えることが可能です。

これらに関しては、以下の項目で詳しく解説していきます。

4. SEO対策を業者に依頼する前の準備5つ

SEO対策を業者に依頼する前には、準備をしておくことが大切です。この準備をしておくかどうかで、SEOで成果が出るか出ないかが左右されるといっても過言ではありません。ここではSEO対策の準備について詳しく解説します。

4-1. なぜ準備が必要なのか?

なぜ業者へ依頼する前に準備することが重要なのでしょうか。それは、業者とスムーズな意思疎通を図り、SEO対策の成果を上げるためです。

曖昧な知識や情報のままでSEO対策業者に依頼すれば、業者側としても具体的な対策が取りづらくなります。対策内容もはっきりしないので、見積もりも曖昧になりがちです。
さらにSEO対策では、専門的な用語や仕組みが数多く存在します。基本的な用語知識が分からないと、業者側とスムーズなやり取りができません。打ち合わせなどで余分な時間がかかる可能性も高くなります。

SEOにて成果を出すためにも、業者へ依頼する前には具体的なミッションやビジョンを決めて、以下で紹介するような準備を最低限でもしておきましょう。

4-2. 準備1:キーワードを検討する

SEO対策で重要となるのが、キーワードです。どのキーワードを選択するかによって戦略も大きく変わります。ここでは主に、キーワードの選び方を紹介します。

4-2-1.ターゲットユーザーを決める

まずは、ターゲットとなるユーザーを具体的に決めましょう。「SEOの本質はユーザーファースト」の項で解説したように、Google検索で上位表示されるためには、ユーザーの課題や悩みに対して寄り添う必要があります。ターゲットの意図にマッチしたキーワード選びをしないとSEO対策は空回りするだけです。

・年齢層や性別は?
・どの地域に住んでいる?
・家族構成や現在の職業は?
・ターゲットはどのような悩みや課題を抱えているのか?

ポイントは、ターゲット設定を細かく決めることです。「20代女性」と曖昧な設定だと、キーワードを絞り込むのに苦労します。
「大阪近辺に住む20代前半の独身女性で、事務職に勤めており、最近は肌荒れに悩んでいる」といったように、具体的なターゲットを設定しましょう。

4-2-2. キーワードの種類

ターゲットを決定したら、次にキーワードを決めます。
その前に、キーワードの種類について理解しておきましょう。
キーワードには主に「ビッグキーワード」と「ロングテールキーワード」の2種類が存在します。

◯ビッグキーワード

検索回数が10万回以上、インデックス数が100万件以上と競合が激しいメジャーなキーワードを指します。たとえば「化粧品」「ホテル」「温泉」などが当てはまります。
検索件数が莫大なので、SEO対策で成功すれば多くの訪問者を呼び込めます。しかしビッグキーワードで検索順位を上げるのは、なかなか困難です。強豪がとても激しい領域であり、かなりのクオリティを維持しないと難しいでしょう。たとえ上位表示されたとしても、アルゴリズムの変化によって、すぐに順位下落する可能性も高いです。

◯ロングテールキーワード

ロングテールキーワードは、複数のワードで組み合わせたキーワードを指します。たとえば「化粧品 30代」「ホテル 沖縄 海」「温泉 旅館 客室」などです。
範囲を限定するため、検索回数が数万件程度と検索ボリュームは小さめです。しかしビッグキーワードよりも上位表示が狙いやすく、効果的にアクセスを集められます。

SEO対策で確実に成果を出すためには、ロングテールキーワードがおすすめです。
前項にて「ターゲットを細かく設定する」必要があることを解説しましたが、これはロングテールキーワードを決定するためです。ターゲットの検索意図に合わせたロングテールキーワードを設定することで、上位表示されやすい上にコンバージョン率も高くなりやすくなります。

キーワード選定の際には、ロングテールキーワードを意識するようにしましょう。

4-2-3. キーワードのトレンドを把握する

キーワードを選ぶ際には、なるべくトレンドを意識しておくことも大切です。

「そのキーワードは恒久的にニーズがあるものなのか?」
「一時的に需要があるキーワードなのか?」

分析することで、SEO対策やコンテンツ制作が変わります。
また、トレンドがなるべく上昇傾向にあるキーワードを選べば、よりユーザーを呼び込めます。
トレンドを調べるためには、Googleが提供する無料ツール「Googleトレンド
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP)」が便利です。現在の急上昇ワードや過去の急上昇ワードも調査できます。

4-3. 準備2:目標と予算を決定する

ターゲットユーザーとキーワードを準備できたら、次にSEOにおける目標や依頼する際の予算を決定しましょう。以下、目標と予算の決め方について解説します。

4-3-1. 目標の決め方

SEOにて達成したい目標を設定します。

「月の訪問ユーザー数を◯人くらい増やしたい」
「◯%のコンバージョン率アップを目指したい」
「半年後までには◯万円の売上アップを目指したい」

このように、具体的な数値を決めましょう。現在の訪問ユーザー数や売上を分析・調査し、実現可能な数値を設定するのがおすすめです。

とくにコンバージョン率の設定がとても重要となります。そもそもSEOを施す目的は、コンバージョン率を上げるためです。単にSEOによる上位表示を目指しても、コンバージョンにつながらなければ意味がありません。

「SEOを達成することによってどれくらいの売上が増加するのか?」
「どれくらいの集客によって利益が増えるのか?」

なども、最初にしっかりと決めましょう。

4–3-2. 予算の決め方

SEO対策業者に依頼する際の予算をあらかじめ決めておけば、業者と見積もり調整がしやすくなり、不当に高い金額を請求されることもありません。

SEO対策にかかる予算は、キーワードの相場が参考になります。キーワードの相場を調べるためには、Googleが提供する無料ツール「Google キーワードプランナー(https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/)」を活用しましょう。キーワードごとの入札単価がわかり、それがおおよその予算目安となります。

初めのうちは、予算を多めに確保しておくことをおすすめします。最初は色々と試しながら最適な対策方法へと調整し、予算を減らしていく方法だと成果が出やすくなります。

4-4. 準備4:競合他社を設定する

SEO対策をするにあたり、同じキーワードの競合他社をある程度は調査しておきましょう。
SEOは、他のホームページとの相対評価で決定されます。狙いたいキーワードで既に強豪が複数いた場合、どれだけ対策を練っても、上位表示までの時間や労力が非常にかかります。

設定するキーワードでどのくらいの競合他社がいるのか、どのようなコンテンツを提供しているのか、ざっと見ておく程度で大丈夫です。その中から「参考にしたい」と思ったホームページやコンテンツを競合として設定し、業者へ依頼する時に相談してみましょう。業者側としても、競合他社を教えてもらえるだけでもSEO対策が練りやすくなります。

4-5. 準備5:自社商品やサービスの資料

SEO対策業者は、成果を上げるためにも、クライアントが扱っている商品やサービスを理解しようと努めます。そのため、自社の商品やサービスに関する資料をできる限り準備しておきましょう。

・商品やサービスのパンフレット
・プレゼン資料
・会社案内
・過去の実績や取り組み案内
・活動広報

など

5. SEO対策の業者依頼で失敗しないポイント6つ

SEO対策業者に依頼すれば、必ず成果が出るわけではありません。業者の中には自社と相性が良いところや悪いところがありますし、中には悪質な業者も存在します。
悪質な業者を見抜き、自社と相性の良い業者に依頼するためのポイントは主に6つあります。これらを参考にしつつ、最適なSEO対策業者を見つけてください。

5-1. ポイント1:作業内容や範囲を細かくチェックする

SEO対策の作業内容や範囲は、業者によってさまざまです。たとえば「SEOのコンサルが得意です!」と宣伝している場合でも、コンサルのみでコンテンツ作成はしない・コンサルとコンテンツ作成を同時に行ってくれる・詳細な結果レポートだけを送ってくるだけ、などに分かれます。
その業者に依頼すればどこまで作業してくれるのか、そして「内部SEO対策」「外部SEO対策」「コンテンツSEO対策」のどの作業内容に該当するのかも、しっかりとチェックする必要があります。

作業内容の中でも、とくに「ブラックハットSEO」を行う業者には依頼しないようにしましょう。Googleのガイドラインに外れた行為をすることで、楽に順位をあげようとします。こうした行為は、ペナルティの対象となってしまいます。

【ブラックハットSEOの例】
・外部リンクを大量に貼り付ける
・コピーコンテンツの大量生産
・隠しテキスト、隠しリンクの活用
・キーワードが不自然なほどに埋め込まれたコンテンツの作成

逆に「アルゴリズムによって簡単に上下されないような、質の高いコンテンツ作成に力を入れている」業者であれば、安心して任せられます。「ホワイトハットSEO」と呼ばれており、ユーザーに役立つコンテンツを発信し、自然発生的なリンクを集めてGoogle評価をあげようとする方法です。
短期間で成果を出すのはなかなか難しいのですが、ホワイトハットSEOにて順位を上げれば、上位表示をキープしやすいのでおすすめです。

5-2. ポイント2:料金だけで判断しない

「依頼するならできるだけ安く依頼したい!」と思いがちですが、料金だけを目安にして業者を選ぶと失敗の元です。悪質な業者の場合、見かけ上の料金を安く設定しているものの、後で追加料金を請求したり、契約期間を不当に長く設定したりするケースが多いです。また対策内容もお粗末で低品質なこともあり、なかなか成果につながらず、支払った料金がすべて無駄になる可能性もあります。
逆に料金が高い業者は、作業内容の幅が広い・アフターサポートがしっかりしている・コンサルが細かい、と内容が充実している傾向にあります。

どこまで作業してもらいたいのか、対策内容が適切かどうかをしっかりと確認した上で、見積もり料金を参考にするようにしましょう。

5-3. ポイント3:業者の過去の実績を確認する

業者が過去に施した実績やサンプルがあれば、確認しておくことが大切です。
成功事例がどのくらいあるのかも重要ですが、同業界の実績が豊富かどうかも重要です。自社の業界に明るい業者であるほど、自社商品やサービスについての理解が早く、SEO対策でも成果が出やすくなります。
なるべく自社の業界に強く、成果も多く出しているSEO対策業者を選ぶといいでしょう。

5-4. ポイント4:担当者が信用できるか

いくら業者の評判や成績が優秀であろうとも、悪い担当者に当たってしまうと、SEO対策に支障が出る可能性があるので注意しましょう。以下に該当するような担当者の場合は要注意です。

【悪い担当者の例】
・説明が曖昧すぎる
・レスポンスが悪い
・対策の根拠がない
・依頼側の希望を汲み取ってくれない

など

逆に良い担当者であれば、親身に話を聞いてくれたり、適切なアドバイスをくれたり、分かりやすいように説明してくれたりします。やり取りがスムーズに進むため、SEO対策も上手くいきやすいです。

少しでも不信感を抱くような担当者に当たった場合、業者に相談して担当者を変えてもらうか、業者自体を変更すると良いでしょう。

5-5. ポイント5:どのようなサポートを提供してくれるか

検索エンジンのアルゴリズムは、常に変動しています。そのため、過去に有効とされていた手法が突然通用しなくなり、順位が大幅に下がってしまう可能性もあります。

このような順位変動に遭った場合、どういったサポートをしてくれるのかを事前に確認しておきましょう。過去の手段に囚われ、最新の情報や手法を常に取り入れようとしない業者は、サポートも疎かになりがちなので依頼しないほうが賢明です。

5-6. ポイント6:業者に丸投げをしない

「SEO業者に全部任しておけば、あとは勝手に順位が上がっていくだろう」
このように考えている人は、業者に依頼する方法はあまりおすすめできません。

いくらSEO対策に詳しい業者とはいえ、自社の商品やサービスについてはほとんど素人です。そのため対策を丸投げされても、肝心な自社商品の強みや特徴が把握できず、ターゲットユーザーも曖昧となり、思うような成果を出すことができません。

質の高いコンテンツを制作してSEO成果を上げるためには、その会社の事業内容・特徴・ターゲット層・知識・過去の実績などを詳しく把握する必要があります。「SEO対策業者に依頼する前の準備」の項目でも述べたように、事前準備をしっかりと行い、必要な資料を用意しておくことが、SEOで成果を出すためには何よりも大切です。

すべてを任せっぱなしにするのではなく、自ら積極的に動き、業者と連携しながらSEO対策に取り組んでいきましょう!

6. まとめ

ここまで述べてきたように、SEO対策を効率よく行って成果を出すためには、業者に依頼する方法が最適です。

とはいえ、依頼すれば必ず上位表示されてコンバージョン率が上がるわけではありません。業者選びを間違えればペナルティを受ける可能性があります。また作業をすべて丸投げにすれば、業者側が上手く対策できず、成果が出るのに時間がかかってしまいます。
繰り返しとなりますが、事前にSEOの知識を最低限でも知っておき、ある程度の準備をしておくことが、SEO対策の依頼には重要となります。今回の記事を参考にして、自社に最適な業者を見つけて依頼しましょう。

「どのSEO対策業者に依頼すればいいのか分からない」とお困りの方は、ぜひ当社にもご相談ください。SEOに関する長年の経験や知識を活かし、お客様の希望を細かくヒアリングし、サポート致します。お見積りも相談に応じますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

真中 淳一

記事監修者の紹介

真中 淳一

墓石、屋根、外構、防水工事の一括見積メディア運営を6年間経験致しましたので、お客様対応からポータルサイト一からの立ち上げの経験は豊富にあります。また、その他にもオリジナルCMS開発、予約システム、プラットフォームのディレクターも5年経験を積んでいるので、幅広いシステム開発の要件の知識やノウハウもあります。これからホームページを作成されるお客様のお力になれれば幸いです。

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