旅館・民宿のホームページ制作会社を紹介！費用、ポイントも解説【2023年版】

近年のインバウンドにより訪日外国人が増えてきており、さらには2020年に東京オリンピックを控えていることも相まって、宿泊施設の需要は高まる一方です。特に、外構人観光客からは昔ながらの旅館は日本らしさを感じてもらえるので、好んで利用する人も多く存在します。
そんな中、最近増えてきているのが「民宿」です。従来は旅館業法により営業基準を満たすのが難しかったのですが、「住宅宿泊事業法」という法律が交付されたことにより、民泊事業に参入しやすくなりました。
そこで、今需要が高まってきてアツい旅館や民泊のホームページを作ろうと考えている人向けに、制作に関してのポイントを抑えながらご説明していきます。

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1. 旅館・民宿が得意なホームページ制作会社22社を厳選紹介

1-1.株式会社キャディッシュ

株式会社キャディッシュは、岐阜県高山市にある売れる旅館のウェブサイトを制作している会社です。
岐阜にある本社だけではなく、大阪と神奈川にも営業所を構えて広範囲で業務を行っています。
これまでに全国から1200件近くの依頼もあり、実績も抜群です。

旅館に必要不可欠な宿泊システムを取り入れたウェブサイト制作が可能で、ただ旅館を宣伝するだけではなく、そこから直接集客に繋げられるウェブサイトを手に入れることができます。
また、10分程度で見積もりが終わる『速攻見積もり』や、出張相談なども行っているので、気になる人は一度事前に相談をしてみて下さい。

公式サイト内では、客室数や施設に合わせた宿タイプ別の提案も行っています。
依頼をする前に、こちらも一度チェックすることをおすすめします。

1-2.株式会社コレリーアンドアトラクト

東京都港区南青山にある株式会社コレリーアンドアトラクトは、ホテルや旅館専門のデジタルマーケティング会社です。
ウェブサイトの制作も行っており、予約を増やせるホテルや旅館のウェブサイトを作ってくれると評判を集めています。

自社の強みを訴求できるデザインで制作していき、写真や動画を使って宿泊施設の魅力をふんだんに伝えられるウェブサイトに仕上げてくれます。
また、Googleの最新アルゴリズムに対応して構築していくので、検索エンジンから評価されるウェブサイトを手に入れることが可能です。

必然的に検索エンジン上位に食い込むこともできるので、「多くの人に見られるウェブサイトを手に入れたい」と考えている人にもおすすめです。
他には、直販を増やすためのデジタルマーケティングなども行っているので、気になる人は一度チェックしてみて下さい。

1-3.株式会社ビジネスブレーン

大阪市淀川区西中島にある株式会社ビジネスブレーンは、ホテルや旅館向けのウェブサイトやウェブシステムの制作を行っている会社です。
大阪にある本社以外に、広島や福岡にも営業所を用意して業務を行っています。

これまでにホテルや旅館を中心に550以上の依頼を受けており、宿泊業界についてのノウハウも多数蓄積されています。
予約に繋がる導線設計や、魅力的なプランを展開してくれるので、利益を生むウェブサイトを手に入れることが可能です。

また、日本語サイトだけではなく英語や中国語、さらには韓国語サイトの制作もできるので、外国人観光客をターゲットにしている宿泊施設にもおすすめとなっています。
さらには、パソコンサイトだけではなく、機能や拡張性も考えられたスマホサイトも制作してもらえるので、「スマホユーザーにも情報を発信したい」という人にもおすすめです。

1-4.株式会社デルマー

大阪市西区にある株式会社デルマーは、北海道から沖縄までクライアントを抱えているウェブサイト制作などを行っている会社です。
主に宿泊施設のウェブサイト制作を行っており、これまでにこちらの会社が依頼を受けた施設の中で、57個の楽天アワードを獲得しており、楽天トラベルから宿泊客を集めたい人におすすめの会社となっています。

『インバウンドパック』や『楽天トラベルパック』のように、目的に合わせたパックも用意されているので、依頼者の希望を最大限叶えることができます。
また、ウェブサイトの制作だけではなく、宿泊施設のブランディング依頼も可能です。
ロゴマークの制作やコンセプトワークといった、宿泊施設の魅力を存分に発信するためのサポートも受けることができます。

1-5.株式会社IOS

宮城県仙台市にある株式会社IOSは、宿泊施設向けにウェブサイトの制作やコンサルティング業務などを行っている会社です。
「人・宿・地域」のマッチングビジネスを事業定義に掲げており、これまで多くの宿泊施設のサポートを行ってきました。

ウェブサイトの制作では、ユーザーを導くための導線の整備などを行って、予約に繋げられるものを制作してくれます。
ただ施設を紹介するウェブサイトを作るのではなく、宿泊者を増やすためのウェブサイトを制作してくれると好評です。

また、日本語ページだけではなく英語・中国語・韓国語・タイ語などに対応したインバウンドページの制作も行っています。
海外からの観光客相手にビジネスをしている宿泊施設にもおすすめです。
他には、パンフレットなどの各種印刷物の制作も行っているので、こちらも同時に利用してみて下さい。

1-6.株式会社アドグラフィー

大分県大分市にある株式会社アドグラフィーは、旅館やホテル専門のウェブサイト制作などを行っている会社です。
客単価や成約率を上げられるウェブサイトを制作してくれると評判であり、これまでに全国の多くの旅館やホテルから依頼を受けています。

他社ではオプション料金を支払う必要があるプロのカメラマンによる撮影も、こちらの会社なら標準サービスとなっており、質の高い写真を料金を気にすることなく掲載することが可能です。
また、撮影した写真の版権については依頼者に渡しているので、2次利用の面から見てもありがたいサービスとなっています。

さらに、制作するウェブサイトは、デザイン性と実用性を兼ね揃えたものになっているので、ウェブサイトにアクセスしたユーザーに対してストレスを与えることなく、必要な情報を発信することができると好評です。

1-7.アイ・オーダートラベル

横浜市中区にある株式会社アイ・オーダートラベルは、ホテルや旅館など、宿泊施設のウェブサイト制作を行っている会社です。
用途や依頼者の目的に合わせた制作が可能で、オリジナル制作では、完全オーダーメイドでデザイン性が高いウェブサイトを納品してくれます。

また、スタッフが簡単に編集ができるようにWordPressを用いたセミオリジナル制作も行っているので、「納品後は自分たちで手軽にウェブサイトを更新していきたい」と考えている人は、こちらの会社がおすすめになります。

さらに、ホテルや旅館には欠かせない『楽天トラベル』でのページ制作依頼も可能です。
楽天トラベルの仕様に合わせたカスタムページを制作してくれるので、「楽天トラベルからも宿泊客を集めたい」と考えている宿泊施設からも喜ばれています。

1-8.株式会社アビリブ

東京都渋谷区にある株式会社アビリブは、成果にこだわるウェブ制作をしている会社です。
これまでの制作実績は5,000件を超えており、実績についても抜群の会社だと知られています。
制作可能なサイト領域は幅広く、コーポレートサイト・ブランディングサイト・採用サイト・ランディングページなど、多くのサイトジャンルの制作が可能です。
また、ホームページ制作に関する全ての領域に対応できる会社なので、「ホームページ制作に関することは一貫して同じ会社に任せたい」という人にも喜ばれています。
さらに、各分野をスペシャリストが専任制で対応していくので、目標を達成するためにより近いホームページを納品してもらえます。
ホームページの制作以外にも、宿泊予約システムの提供やインバウンド集客サービスなど、宿泊業界を多様な方法でサポートしている会社です。

1-9.PlanningCampus

北海道上川郡美瑛町にあるPlanningCampusでは、ホテルや旅館、ペンションなどの宿泊施設に特化したホームページ制作を行っています。
どんな立ち位置のホームページを制作するかを事前に十分考え、その目的を達成できるものに仕上げてもらえます。
簡単な操作で更新できるホームページを納品してくれるので、公開後は時間をかけないで自分たちで手軽に更新可能です。
また、無料の簡易予約システムも搭載してもらえるので、ホームページから直接予約を集められるでしょう。
「宿泊客を直接集められるホームページにして欲しい」という宿泊施設におすすめです。
さらに、館内や料理などの写真撮影もしてもらえます。
「ホームページに掲載する素材の撮影もして欲しい」という人から喜ばれています。

1-10.株式会社キャブ

東京都千代田区にある株式会社キャブは、ウェブコンサルティングやホームページ制作を行っている会社です。
これまでに官公庁のウェブサイトガイドライン作成を行うなど、信頼できる会社としても知られています。
ホームページの制作では、ホテルや旅館を中心に多数の制作実績を持っているので、「これまでの実績を重視して会社選びをしたい」という人にもおすすめです。
また、ユーザビリティを考慮して制作していくので、ストレスを感じることなく必要な情報を見つけられるホームページに仕上げられます。
さらに、ホームページの新規制作だけではなくリニューアルにも対応可能です。
現在使っているホームページの問題点を改善できるので、「今使っているホームページをさらに使えるものに変えたい」というホテルや旅館などにおすすめとなっています。

1-11.PASCAL CREATION

滋賀県湖南市にあるPASCAL CREATIONでは、ホテルや旅館専門でホームページ制作を行っています。
日本でナンバーワンのウェブ制作チームを目指しており、常に高い探究心を持って業務にあたっています。
急速に変わるウェブ業界の中で、「5年先を見据えたホームページを作る」を合言葉に先取りした技術でのホームページ制作が可能です。
また、ウェブサイトの目的をしっかりと定義して販売戦略から提案してくれるので、多くの利益を得られるホームページに仕上げてくれます。
「ただホームページを制作するだけではなく、使えるホームページを求めている」という宿泊施設におすすめです。
さらに、宿泊施設に必須である予約システム導入のサポートもしてくれるので、ホームページから宿泊客を直接集客できるでしょう。

1-12.プライムネット株式会社

北海道札幌市中央区にあるプライムネット株式会社は、ホテルや旅館のネット集客を熟知している会社です。
宿泊施設のホームページ制作もしており、スマートフォンに対応したレスポンシブデザインで制作していきます。
こちらの会社のホームページ制作はコストパフォーマンスが優れており、そのリーズナブルな料金が魅力的です。
テンプレートデザインで制作する『ライトプラン』だと、制作費が無料、月額管理費は7,500円から依頼を受け付けています。
「制作費がかからず、月々のランニングコストを抑えたい」という宿泊施設におすすめです。
また、これまで有名なホテルや旅館のホームページを作り上げている会社でもあります。
「依頼を受けてきた宿泊施設のネームバリューを見て制作会社を選びたい」という宿泊施設にも喜ばれています。

1-13.株式会社宿楽

株式会社宿楽は、石川県金沢市に本社を置き宿泊施設のウェブコンサルなどを行っています。
ホームページの制作では、実際にその施設に足を運んで施設の特徴や良さを見つけてくれるので、よりリアルなホームページに仕上げられます。
パソコン・タブレット・スマートフォンなど、どんな端末でアクセスしても崩れないデザインで制作可能です。
また、その施設のホームページだけではなく、楽天トラベルの施設ページのカスタマイズ依頼も受け付けています。
「楽天トラベルの施設のページをもっと伝わるデザインに変更して欲しい」という人にもおすすめです。
こちらの会社には、現場を経験しているスタッフが多数在籍しています。
コンサルティング担当は、全て現場を経験してきたスタッフなので、より専門性の高い提案を受けられるでしょう。

1-14.株式会社宿研

神奈川県横浜市にある株式会社宿研は、宿泊施設専用のウェブ制作チームを持っている会社です。
ホテル・旅館などの宿泊施設専門の集客コンサルタントと制作ディレクターが、訴求力の高いホームページを制作してくれます。
これまでの累計契約件数はおよそ4,700件と、多くの宿泊施設をウェブでサポートしている会社です。
制作するホームページは訴求力を重視。予約されるホームページを目指して制作していきます。
また、宿泊施設の公式ホームページだけではなく、楽天トラベルの施設ページのカスタマイズも可能です。
楽天トラベルの施設ページのカスタマイズのみの依頼も受け付けています。
さらに、『テンプレートプラン』なら、1ヶ月で納品可能なので、「できるだけ早くホームページを作り上げて欲しい」という宿泊施設にもおすすめです。

1-15.メディアガーデン有限会社

富山県氷見市にあるメディアガーデン有限会社は、制作費無料で旅館ホームページの制作を行っています。
かかるのは月々の固定費と集客実績に応じた料金だけなので、初期費用を抑えてホームページの制作依頼をすることができます。
日本全国どこにでも足を運び、実際にその施設をチェックすることで、リアルな雰囲気を詰め込んだホームページ制作が可能です。
また、高機能な予約システムの搭載も可能で、集客にコミットしたものに仕上げてくれます。
「ただ施設を紹介するだけではなく、集客もできるホームページを求めている」という宿泊施設におすすめです。
他には、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSとの連携もできるので、より施設の魅力を多くの人に発信できるでしょう。

1-16.温泉コム株式会社

東京都八王子市にある温泉コム株式会社は、温泉旅館に特化したホームページ制作などを行っている会社です。
現地取材をして、ヒアリングを十分行うことで、その旅館の魅力をしっかりと伝えられるホームページに仕上げてくれます。
デザインはテンプレートとオリジナルのどちらにも対応可能。
ブランディングとマーケティング支援までセットになったオリジナルデザインでの制作依頼もできるので、本格的なホームページを手に入れられます。
さらに、現在のホームページの無料診断も行っており、改善レポートなどを受けられます。
ここからリニューアルに繋げられるので、「現在のホームページの診断をして欲しい」という旅館にもおすすめです。
ホームページ制作以外では、旅館プロモーション動画の撮影にも対応、その施設をより魅力的に撮影してもらえます。

1-17.株式会社てなわん

大阪府大阪市淀川区にある株式会社てなわんは、宿泊施設に向けたホームページ制作を行っている会社です。
予約システムと連動したホームページ制作を行っており、直接宿泊予約ができるホームページを納品してもらえます。
制作費用もリーズナブルで、トップページと5,6カテゴリのホームページが98,000円で制作可能です。
「リーズナブルな料金でホームページの制作してくれる会社を探している」という宿泊施設におすすめとなっています。
また、こちらの料金については2年の分割払いにも対応しています。
「無理なく料金の支払いをしたい」という人からも喜ばれている会社です。
ホームページの納品は、その時の状況にもよりますが、発注後からおよそ20営業日となっています。
他社では3ヶ月以上かかるところもあり、制作スピードを求める人にもおすすめの会社です。

1-18.株式会社オージャパン

東京都渋谷区恵比寿にある株式会社オージャパンは、「日本（文化）の生産者の一番身近な応援団になる」をミッションに営業を続けている会社です。
旅館などの宿泊施設のホームページ制作をしており、日本語サイトだけではなく外国語サイトの制作依頼も受け付けています。
こちらの会社が制作するホームページは、4割以上の売上をホームページから得られるように制作していきます。
「OTAなどの他サイトに頼ることなく、公式ホームページから直接宿泊客を集めたい」という宿泊施設におすすめです。
また、その施設のありのままの姿を伝えられるようなホームページに仕上げてくれるので、お客さんと宿泊施設のミスマッチも減らせるでしょう。
ミスマッチはその施設に対する低評価の原因になってしまうので、口コミ評価も悪くなることもありません。

1-19.株式会社WOOM

東京都渋谷区神宮前にある株式会社WOOMは、ホテル・旅館のホームページ制作も行っています。
ただその施設を紹介するホームページではなく、予約システムを導入して、直接予約を受けられるものの制作も可能なので、「ホームページから集客したい」という宿泊施設から喜ばれている会社です。
多彩なデバイスからのアクセスに対応したホームページ作りをしてくれるので、パソコンやスマホ、さらにはタブレットからでもアクセスを集められます。
また、英語などの多言語化依頼も受け付けているので、インバウンド効果を狙いたい宿泊施設にもおすすめです。
納期はそのページや求める機能によって多少の違いがありますが、およそ2ヶ月程度で納品可能。
他には、公式ホームページ制作だけではなく、楽天トラベルなどの外部サイトのデザイン依頼も受け付けています。

1-20.アルテバレーノ株式会社

静岡県にあるアルテバレーノ株式会社は、さまざまな業種のホームページ制作などを行っている会社です。
「世界で2番目に御社を理解する存在でいること」を理念に掲げて、依頼してくれたクライアントに寄り添った対応をしています。
用途や目的に合わせた複数のプランを用意しており、シンプルなデザインでホームページの制作可能な『READY MADE』ですと、3万円から制作依頼が可能です。
また、フルオーダー制作でも、40万円からと他社と比べてもリーズナブルな料金設定になっています。
こちらの会社は旅館のホームページ制作実績も多数あり、これまでに有名旅館のウェブデザインもしてきました。
旅館ホームページは、フルオーダー制作のみ料金が10%割引になるので、さらにお得に利用できます。

1-21.有限会社ハナダ・カンパニー

福岡県福岡市中央区にある有限会社ハナダ・カンパニーは、九州・山口の観光地活性化事業や旅館の集客を応援している会社です。
旅館などに対する幅広いサポートをしており、取材や撮影、執筆や発信などの依頼も受け付けています。
ホームページの制作もしており、『楽カン』というシステムを利用した、誰にでも簡単に更新できるホームページの制作が可能です。
「納品後は自分たちで情報を発信していきたい」と考えている宿泊施設におすすめとなっています。
また、旅館のネット集客サポート事業も行っており、ウェブを使って集客を伸ばしたい旅館から選ばれている会社です。
旅館のウェブに関することのほぼ全てを任せられるので、「一社にウェブについての全てを任せたい」という旅館に是非おすすめしたい会社となっています。

1-22.株式会社ホテル結マネージメント

福岡県福岡市早良区にある株式会社ホテル結マネージメントは、宿泊施設運営に関するプロが多数揃っている会社です。
豊富なノウハウを持っており、宿泊施設に対してより専門的なサポートができています。
ホームページ制作もしており、ウェブを使って集客をしたい施設からも喜ばれています。
温泉旅館やリゾートホテル、シティホテルやビジネスホテルなど、宿泊施設のジャンルを問わず依頼可能です。
また、こちらの会社では毎月5社限定でホームページの無料診断を行っています。
ここで無料診断をしてもらうことで、改善点などのアドバイスも受けられるでしょう。
そのままホームページのリニューアルもしてくれるので、「今使っているホームページを新しくリニューアルしたい」という宿泊施設にもおすすめです。

2.旅館のホームページ例

まずは、旅館のホームページの例を見ていきましょう。旅館と聞くと、古くからの伝統を重んじているようなイメージが強いですが、ホームページに力を入れているところは意外と多いので、特徴や良いところを踏まえてご紹介していきます。

2-1. 古屋旅館

https://atami-furuya.co.jp/

静岡県熱海市にある旅館。

和を感じられる写真が最初に飛び込んできていい雰囲気です。多言語対応しているので、海外からの観光客の方にも優しいつくりになっています。

旅館パンフレットや周辺地図がホームページからダウンロードできるようになっているので、行く前に色々と準備しやすくなるのもいいですね。

2-2. おおみや旅館

http://www.oomiyaryokan.jp/

山形県山形市にある旅館。

予約がカレンダーで全部屋の空き状況がひと目で見られるようになっているので、予約がしやすく非常に使いやすくなっています。

また、トップページでは動画が再生できるようになっており、旅館内の設備や雰囲気を感じることができます。

2-3. 兵衛向陽閣

https://www.hyoe.co.jp/

兵庫県神戸市にある旅館。

こちらもトップページから動画が見られるようになっており、1つ1つ施設の紹介が行われているので、訪れる前からどんな感じの旅館なのかが分かります。
また、TwitterやInstagramなどの流行りのSNSを使っているので、特に若い層に対して情報発信できるのは集客において強みとなります。

2-4. 竹園旅館

http://www.takezono.jp/

山口県下関市にある旅館。

全体的にポップな感じで親しみやすい印象を与えるホームページとなっています。
写真を織り交ぜながら文章も比較的短めになっており、見る人を飽きさせないようなデザザインに仕上がっています。

3.民宿のホームページをご紹介

次は民宿のホームページを見ていきたいと思います。民宿は旅館と比べると規模が小さくなるので「大したホームページ作らなくても大丈夫でしょ」と思われるかもしれませんが、そうではありません。規模が小さいからこそ、多くの人に来てもらえるようなホームページを制作すべきなのです。

ここでは、その一例についてご紹介していきます。

3-1. 民宿さわぐち

http://sawaguchi-kiso.com/

長野県木曽郡にある民宿。

トップページの画面いっぱいに開放的な大自然が広がる様子が動画でまず目に止まります。
動きがあるだけでも写真で見るよりも自然を感じられ、行ってみたいと思わせてくれます。
スマートフォンでも見ることができるようにスマホサイトもあり、現代に順応したホームページに仕上がっています。

3-2. こまどり荘

https://ito-komadorisou.com/

静岡県伊東市にある民宿。

美味しそうなお刺身が最初に目に付きます。料理が美味しそうだと「行ってみたい！」となっちゃいますね。

ホームページ内にじゃらんの口コミが載ってあり、じゃらん内の賞も受賞されているのが分かります。他人の評価が載っていると信頼感が増しますね。

また、こちらもやはりスマホ対応のサイトをきちんと作ってあります。

3-3. 力休

http://rikyuu.com/

静岡県静岡市にある民宿。

こちらもトップページで動画が再生されており、温泉や料理、周りの自然がありありと伝わってきます。
1日3組限定となっており、だからこそできる細やかなサービスをホームページでも押し出しています。

4.ホームページ制作で抑えておきたいポイント

旅館と民宿合わせて7施設のホームページを見てきましたが、それぞれいろんな特徴があれば、共通している部分も多くありました。例えば、動画を使っているホームページは紹介した中でも多く見受けられました。動画は視覚と聴覚に対して情報を発信できる有用なツールとして最近では取り入れているところも少なくありません。

このように、旅館や民宿のホームページを作る上で「これはあったほうがいい」「これをやっていればエンドユーザーから喜ばれる」といったポイントは色々とありますので、下記で紹介していきます。

● 清潔感のあるデザイン

寝泊まりして一晩あるいは何泊かするのですから、綺麗なところに泊まりたいと思うのは当然です。紹介例では写真や動画をふんだんに使って旅館の中を紹介していました。

同じように、ホームページが古かったりごちゃごちゃしていたりするとエンドユーザー側にいい印象は与えられません。見やすくスッキリしたデザインで見た人に清潔感を与えられるものをつくりましょう。

● スマートフォン対応

近年では、パソコンではなくスマートフォンからホームページを閲覧する人が増えています。スマホ対応のホームページでないと、文字が小さくて見づらい、リンクがクリックしにくいなど、使い勝手が非常に悪くなってしまいます。せっかくホームページに来てもらえたのに先のような理由で離れられるのは非常にもったいないですよね。流行に合わせてスマートフォン対応のホームページを制作しておきましょう。

● SNSの活用

特に若者に多いですが、SNSで情報の発信や収集を行っている人が最近増えてきています。特にInstagramは写真を投稿できるので親和性が高く、紹介した旅館でも使われていました。
ホームページだけでなくSNSでも情報発信を行うことでより多くのユーザーに認知してもらえるので、是非活用していきましょう。

● 多言語対応

外国人観光客が増えている昨今、多言語に対応していると外国人からも利用してもらいやすくなります。英語や中国語など主要な言語に対応させておくと喜ばれるでしょう。

● 周辺情報

観光目的で来ているエンドユーザーが圧倒的に多いはずなので、近くにある観光地や飲食店を載せておくと、そこに行きたい人の宿泊に利用されるようになりますし、宿泊しようと思っている人が宿を起点にどのように観光するかの判断材料にも繋がります。周辺地域が充実していると魅力的に感じるので、こちらも明記しておきましょう。

5.旅館・民宿のホームページ制作をする際に押さえておきたい内容をQ&A形式でご紹介！

• ホームページで使う写真はどのように用意したら良いですか？

  オリジナルで撮影していただくのがベストです。フリー素材を使うこともできますが、旅館や民宿、ホテルなどの場合、写真で行くかどうかを決めるエンドユーザーも多数いらっしゃいますので、基本的にはフリー素材は避けた方が良いです。また、自分で撮影した写真を使うこともできますが、プロのカメラマンの場合、構図や演出など、写真のクオリティが格段に上がり、素人の写真の場合とですとやはり集客効果に大きく差が出ます。もちろん、費用がかかることなので、簡単にプロに依頼することはできないかもしれませんが、集客効果を踏まえて、前向きに検討いただいた方が良いと思います。

• 写真は自分で撮影するので十分ですか？

  最近はスマートフォンで撮影した映画が出てくるくらいに、最近のスマートフォンであれば画質は十分ですので、一般的な業種であれば、ご自身で撮影するのでも十分です。ただ、旅館・民宿・ホテルなどについては、お客様も写真でイメージして行先を決めますので、写真一つで集客効果が大きく変わるケースが多いです。プロのカメラマンに頼んだ場合は、高画質な機材で撮影ができるだけでなく、プロの視点でのカットで撮影ができますので、予算が掛けられる場合にはプロカメラマンへの依頼を検討しても良いでしょう。

• お客様の写真を勝手に使っても良いでしょうか？

  お客様の写真を勝手にホームページに掲載するとトラブルの元になりますので、最低限、ホームページで使用したい旨をお客様に確認のうえで撮影・掲載をするようにしましょう。特に個人が特定できるような情報や、繊細な内容になる場合には、写真使用の許諾書を締結しておいた方が安心です。

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• スタッフの写真を掲載しても良いでしょうか？

  トラブル防止のためにも、必ず各スタッフの許可を取ったうえで掲載するようにしましょう。その際、お客様と異なり、スタッフの場合は、雇用の関係上、本当は掲載して欲しくないにも関わらず、断り切れなくて嫌々許可してしまうケースもあります。断っても良い選択肢をちゃんと提示をしたうえで、掲載の確認を取りましょう。また、掲載する場合には、念のため、写真使用の許諾書を締結しておいた方が安心です。

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• あまり写真を出したくはないのですが、代表やスタッフの写真を掲載した方が良いでしょうか？

  お客様は「どういった方々が対応してくれるのか」という不安を少なからず持っています。「写真を掲載できる＝誠実に対応していて悪いことをしない」、「写真を掲載できない＝後ろめたいことがあるのではないか」と思うお客様も少なくありません。そのため、基本的には、人物がわかる写真を掲載しておいた方が、お問い合わせを増やすことに繋がりますので、掲載を検討しましょう。

• 施設内の写真を掲載した方が良いでしょうか？

  旅館・民宿・ホテルなどの場合、お客様にいらっしゃっていただく形になるため、中の様子がわからないと宿泊を控える方も少なくありません。ホームページで施設内の様子が確認できないと不安で宿泊を控えてしまいますので、必ず施設内の様子を掲載するようにしましょう。その際に、写真自体をきれいに撮影することももちろんですが、備品が乱雑な状態で写り込んでいたりするとイメージダウンにつながりますので、しっかりと整理整頓した状態での撮影を心掛けましょう。また、観光地の場合は施設内だけでなく、周辺の環境も写真で伝えた方が良いでしょう。

• 写真を撮影する事が難しいのでおススメのフリー素材の見つけ方を教えてください

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  「旅館」「民宿」「旅」「宿」「露天風呂」「風呂」「旅行」「観光」「自然」「紅葉」「庭」「庭園」「雪」「雪景色」「春」「桜」「夏」「海」などのキーワードで検索して、表示される関連キーワードやタグを参考にさらに具体的にほしい写真のキーワードに絞るといいでしょう。

• 代表の経歴は掲載した方が良いでしょうか？

  経歴は掲載した方が良いです。理由は2点あります。1点目はお客様の中にはお問い合わせをする前に会社概要や代表について確認をする方もいらっしゃいます。その際に、代表者の経歴、例えばどういった勤務経験、職務経験があって、どういった資格を持っているか、などがわかりやすくまとまっていると安心してお問い合わせをすることができます。2点目として、検索の対策上、権威性が評価されると検索順位が上がりやすくなるため、なるべく経歴を詳細に掲載した方が良いでしょう。

• お問い合わせ方法にLINEを用意した方が良いでしょうか？

  LINEの利用者数は日本国内で8,600万人を突破し、一般的なコミュニケーションツールになっています。そのため、一般消費者向けの業種の場合は用意をしておいた方がお問い合わせしてもらえる可能性が高くなりますのでLINEでの問い合わせも用意をしておいた方が良いでしょう。ただし、LINEの場合、決まった問い合わせ項目を作っておくことができません。問い合わせが増えたものの、必要な内容を送ってきてもらえない、などで業務負担が増えるようであれば、一般的な問い合わせフォームのみにするのも検討した方が良いでしょう。

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• どういったページを作れば良いでしょうか？

  施設概要ページ、お部屋の案内、お料理の案内、館内施設、周辺の観光情報、お客様の声、アクセスページ、お問い合わせページなどは最低限揃えておきたいです。他にも、周辺の旅館のサイトをチェックし、重要そうなページをチェックしていきましょう。

• スマートフォン対応ってした方が良いですか？

  総務省によれば、2019年の日本国内のスマートフォンの普及率は83.4%となり、パソコンの69.1%を大きく超える普及率となっています。各サイトのアクセスデータを見てみても、業種にもよりますが、スマートフォンでのアクセスの方が多く、中には9割近くがスマートフォンという業種も少なくありません。旅館・民宿・ホテルの場合、お客様はスマートフォンで比較をしていることは十分考えられますのでスマートフォンには対応しておいた方が良いでしょう。また、Googleの検索対策でもスマートフォン対応は必須要件になっていますので、余程の理由が無い限りは必ずスマートフォン対応をしていきましょう。

• 地図はどうした方が良いですか？

  特に理由が無い限りは地図は必ず掲載するようにしましょう。現在では、住所にGoogleマップへのリンクを設置するのが一般的です。Googleマップだとわかりにくかったり、周囲にわかり易い目印があったりする場合には、Googleマップとは別にオリジナルで地図を作ることも検討しても良いでしょう。また、地図を読むことが苦手なお客様用に、最寄り駅からのルートを実際に歩いた場合の写真を撮影し、目印をわかり易く伝えられるように工夫しても良いでしょう。

• ブログはやった方が良いでしょうか？

  ブログはメリットとデメリットがありますので、メリットとデメリットのバランスを考慮したうえで導入を判断しましょう。

  メリット
  ・しっかりと更新をすることでお客様の信頼感の獲得につながる。
  ・検索対策を考えて記事を作ることで検索上位表示対策につながる。

  デメリット
  ・手間がかかる。
  ・更新が途絶えていると信頼性を損なってしまう。
  ・業務に関係の無いことを載せ過ぎると逆効果になることもある。

• ホームページ制作とロゴを作成する必要があるのですが、ホームページ制作会社でもロゴは作成可能ですか？

  ロゴが作成できる会社と作成できない会社があります。以下の探し方のパターンがあるのでその中から会社を探すのが探し方となります。

  ・クラウドソーシングを利用してコンペで作成する
  メリット：料金が安くいろいろなパターンのロゴから選ぶ事ができる
  デメリット：依頼者の依頼方法次第でロゴのクオリティが変わる

  ・ロゴ専門のデザイン会社に頼む
  メリット：ノウハウが豊富でオリジナルの拘りのロゴが作成できる
  デメリット：パターン数を多くすればするほど料金が上がる

  ・ロゴ作成とホームページ制作が一緒にできる会社に頼む
  メリット：ホームページ制作と一緒の会社が作成するのでスケジュール調整ややり取りが楽
  デメリット：一緒に作成できる会社を選定するのが難しい）

  それぞれメリット・デメリットがあるので参考にしてください。

• デザインは大まかにでも決まっていたほうがいいですか？

  デザインは明確にこのようにしたいと決まっている方が制作会社も提案がしやすいですが、最低限ですと競合他社や他業種でもこの感じがいいというイメージを持っているだけでも進行はスムーズに進みます。

• 制作会社を選ぶ時のポイントは？

  金額面や実績などは簡単に比較しやすいポイントですが、それ以外ですと担当者がしっかりと対応してもらえるかが重要になってきます。
  ホームページ制作は依頼して終わりではないのでその後のやり取りも多く発生しますので、そこでのレスポンスの速さや丁寧さも大事です。
  その他にも依頼時の注意点をまとめた記事がありますのでそちらをチェックしてみてください。

  ホームページ制作会社の選び方で失敗しないためは？【比較シート付き】

• ホームページの更新は自分でもできたほうがいいですか？

  旅館・民宿ですと季節に応じてキャンペーンや宿泊のプランなどが変わってくることがあるので自社で更新できるといいと思います。またお食事を旅館で出してるところであれば料理のメニューを更新するのもおすすめです。
  今ですと更新もブログ感覚でできるものもあるので特別知識が必要なくてもできる作り方もできます。
  毎回制作会社にお願いする場合は費用が発生する場合もありますし、対応までに時間がかかる場合があります。

• 言語は日本語だけでなく多言語対応をした方がいいですか？

  海外旅行者が増えている状況に対して、ホームページでしっかりと多言語対応ができていると。マーケットがさらに広がるので、対応することをおおすすめします。
  英語だけでなく、中国語や韓国語などの隣国の旅行者の多い言語を入れるのもいいかと思います。

• 翻訳文章は自分で用意した方がいいですか？

  翻訳は制作会社にお願いする場合には外注になるケースが多いのでコストを抑えたい場合は、自分で翻訳をするか、別途翻訳サービスを利用するなどの対応方法があります。

6.まとめ

ここまで実際の旅館と民宿のホームページを見て、抑えるべきポイント等についてご紹介しました。今後需要が高まることが予想される宿泊業界で、ホームページでの宣伝は集客において重要となってくるので、よければ今回の内容を少しでも参考にしてみてください。