採用サイトに動画を使うメリットは?活用事例もご紹介
採用サイトは優れた人材を見つけ、登用していくために重要な役割を果たしてくれますが、最近注目を集めているのが動画コンテンツの活用です。
これまでの採用サイトといえば、テキストと画像を主体とするものが大半を占めていましたが、ここに動画が加わることで、大きなアクセントになります。人材不足が叫ばれる中、少しでも優秀な人物に興味を持ってもらうためには、他社との差別化に取り組まなければいけません。
今回は採用サイトで動画を起用することで得られるメリットや、動画によってどのような効果を得られるのかについて、ご紹介していきます。
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記事監修者の紹介
真中 淳一
墓石、屋根、外構、防水工事の一括見積メディア運営を6年間経験致しましたので、お客様対応からポータルサイト一からの立ち上げの経験は豊富にあります。また、その他にもオリジナルCMS開発、予約システム、プラットフォームのディレクターも5年経験を積んでいるので、幅広いシステム開発の要件の知識やノウハウもあります。これからホームページを作成されるお客様のお力になれれば幸いです。
1.採用サイトでの動画コンテンツ活用が増えている理由
採用サイトで動画コンテンツの活用が進んでいるのは、単に流行だからというわけではありません。
動画は通常のテキストなどでは得られない強みがあるため、多少コストがかかったとしても、導入してみる価値は十分にあると言えます。
1-1.SNSなどでも大人気の動画コンテンツ
動画コンテンツが広く受け入れられるようになったのは、SNSユーザーが爆発的に増えたことも要因の一つとして挙げられます。YoutubeやTwitter、インスタグラムなど、各サービスで大きな影響力を持っているのが動画です。
動画はただ眺めているだけで多くの情報を得ることができるため、情報をインプットするための媒体としても非常に優れています。ノウハウ系の動画コンテンツが大きな話題を呼んでいることからもわかるように、動画は何らかの情報を簡潔に伝える上では、大きなアドバンテージを持っています。
そして、Wi-Fiや4G回線が全国各地に普及したことで、高速回線を活用して気軽に動画を視聴することも当たり前になりました。
今やさらにその上をいく5G回線の提供もスタートしていますから、今後ますます動画コンテンツは様々な分野で活躍してくことになるでしょう。
1-2.強いメッセージ性にも期待
動画は単に情報伝達において合理的な機能を果たすだけでなく、メッセージ性においても注目されているポイントです。
通常の採用サイトの場合、テキストや画像、そこにサイトの動的なコンテンツによって訪問者にアプローチを仕掛けます。
確かにこれらだけでも印象的な体験を届けることは可能ですが、内容が伝わるかどうかは読み手の姿勢次第ということもあり、伝わる情報に抜け漏れが発生することもあります。
しかし動画コンテンツの場合、それを視聴してもらうことによって、会社が伝えたいことを視聴者に余すことなく伝えることが可能です。
これまでは読み飛ばされていたようなコンセプトも、動画の中で象徴的に活用することで、とても印象的なメッセージとして視聴者に伝えることができるのです。動画は使い方次第で高いコストパフォーマンスを発揮してくれるので、その強みをしっかりと理解し、有効活用することが求められます。
2.採用サイトに動画を活用するメリット
続いて、採用サイトで動画を活用するメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
動画コンテンツの最大のメリットは、表現力の高さにあると言えます。この点を抑えた動画制作を心がけることが重要です。
2-1.会社の様子を感覚的に理解してもらいやすい
採用サイトに動画を起用する一つ目のメリットは、会社の様子を感覚的に理解してもらいやすいということが挙げられます。テキストと画像だけの採用サイトは、どのような事業をやっている会社で、規模はどれくらいで、どんな人材を募集しているかを伝えられます。
しかし、こういった情報はあくまでも数字の部分がどうしても注目されやすいため、会社がアピールしたいポイントが読み流されてしまうこともあります。
そこで、動画コンテンツの活用です。動画は視覚的に会社の中の様子や、どんな事業を展開しているかなどをきちんと伝えることができます。
社内の施設情報などもただ文字で紹介されているだけでは、果たしてどれくらいのクオリティの施設を使えるのかが見えてきません。こういった紹介も動画の中で実施していくことで、具体的な利用イメージや、会社での生活を想像してもらい、働く意欲を高めてもらえます。
2-2.印象的な体験を提供できる
動画が当たり前のコンテンツとして活用され始めているとはいえ、まだまだ採用サイトで動画を使っているケースは比較的少ないといえます。
そのため、簡単な会社紹介などでも良いので、積極的に動画コンテンツへと落とし込んでいくことで、視聴者に印象的な体験をしてもらい、エントリーにつなげることができます。
また、先進的な取り組みに積極的な企業であるとして、前進的なイメージを視聴者に抱いてもらうこともできます。前向きな取り組みをする企業は、風通しが良くやりがいと成長力もあるとして、優秀な人材に好まれる傾向にあります。
新しいことを採用でもやってみようという意欲をきちんと形にしていくことで、応募者にもその思いが届いていくことでしょう。
特に競合他社との人材獲得競争が激しい場合は、こういった施策を実行していくことは大きな意味があります。たとえ中身はホームページを読めばわかるようなことでも、映像と音で視聴者には印象的な体験となるので、迷った時に選んでもらえる可能性も上がるはずです。
2-3.SNSとの相性が良い
動画を使った採用活動は、SNSとの相性が良いのも特徴です。
前述の通り、動画はSNSを通じて一気にポピュラーな媒体となり、多くの人は動画を通じて情報をインプットするようになりました。
多くのSNSはテキストだけでなく、動画を共有する機能にも優れているため、Twitterなどに投稿して、多くの人に動画を見てもらうこともできます。採用サイトに掲載している動画でも、Youtubeにアップロードしてサイトに掲載しているということであれば、YoutubeからTwitterへ共有することが可能です。
Twitterの影響力は絶大で、印象的なコンテンツを作ることができれば、膨大な視聴回数を獲得し、会社のアピールに貢献できる可能性もあります。
採用サイト以外のチャンネルから会社に興味を持ってもらえるような施策を求めている場合には、非常に有効な方法です。
最近では企業のSNS活用も増えてきていますが、動画コンテンツはそういった場合にも役立ちます。
採用活動をSNSで行う場合には、動画を貼り付けて投稿することで、多くのインプレッションを獲得することができるでしょう。
そして、SNSを利用する多くのユーザーは10~30代という、働き盛りの人たちです。彼らに向けて効果的なアピールができる場であることも、SNSの強みです。
2-4.言語化しづらい情報も伝えられる
採用サイトは基本的な企業情報を紹介する場としては優れていますが、会社に深く興味を持ってもらう場としてはあまり有効ではありません。
会社の基本的な機能を伝えられるだけで、会社で働く人の魅力や、仕事のやりがいというものを伝えきれないことが多いためです。
そこで活用したいのが動画コンテンツです。
社員のインタビューや実際の業務シーンを印象的に撮影することで、サイトでは伝えられなかった仕事の「熱」を伝えることができます。特に実際に社員の方たちが話したり、働いたりしている様子は言語化しづらい、微妙な雰囲気が良く伝わります。
訪問者の会社への不安を和らげたり、業務に対するより深い興味を促したりすることが可能になるため、しっかりとカメラに収めておきましょう。
あるいは福利厚生などの活用状況などについて、動画で利用者に話をしてもらうというのも効果的です。福利厚生は名目上で、実際には誰も使っていない・使えないという残念なケースもあるため、こういった不安を和らげる上で有効です。
3.採用サイトにおける動画コンテンツの種類
続いて、採用サイトにおける動画コンテンツの種類についてご紹介していきます。
採用向けの動画にもいくつかの種類に分けることができ、それぞれで役割も異なるため、複数本の動画に分けて公開していくのも効果的です。
3-1会社見学動画
一つ目は、会社見学動画です。その名の通り、会社の様子を映像の中に収め、まるで会社を訪問しているような体験をしてもらうことが目的です。
新卒向けの採用活動においても、会社を実際に訪問してもらう企画は多くの企業で行われており、インターンシップなどもそういった役割を果たしています。
しかし、必ずしもその会社へ興味を持った全ての人が実際に足を運べるとは限らず、地方の人が東京に、東京の人が地方へ出かけるのは難しいものです。
また、会社に興味はあるものの、わざわざ足を運ぶほどの興味はまだわいていないという人にとっても、こういった会社紹介のコンテンツは有意義と言えます。動画を通じて、この会社で働いてみたいと思ってもらうこともできるので、採用の枠はどんどん広がっていくでしょう。
3-2.インタビュー動画
二つ目がインタビュー動画です。
実際に社員や社長に会社についての話をしてもらい、会社のどのようなところが魅力なのか、実際の働きがいはどうかについて紹介してもらいます。
どれだけ会社からの丁寧な説明があったとしても、実際に社員から出てくる声というもののインパクトは、その会社に興味を持った人にとっては大きな意味を持っています。
就職活動の時期になると、多くの大学生がOB訪問といった形で大学の先輩へ話を聞きにいくケースが見られますが、生の声の需要は非常に大きいのです。
そこで、実際に社員の声を映像に収め、採用サイトやSNSを通じてその様子を知ってもらうことで、エントリーにつなげていくことができます。
インタビューをテキストと写真で採用サイトに掲載しているコンテンツも見かけます。
こちらは一言一句が文字に起こされているため、情報は確かに伝わりやすいのですが、語り手の人となりが伝わりにくいので、個人の魅力を伝えるには適していません。
一方、動画でインタビューを公開すれば、声や表情からも会社や語り手についての理解が深まっていくので、より印象的なコンテンツへと仕上がります。
3-3.説明会動画
三つ目は、説明会動画です。これはいわゆる会社の説明会を動画コンテンツに収め、採用サイトやSNSで公開していくというものです。
新卒向けの採用活動においては、自社に人を集めての説明会や、ブースを他社と借りて行う合同説明会など、多くの説明会が各地で開催されます。
しかし、必ずしも会社に興味を持っている人全てが説明会に足を運べるわけではない上、足を運んでまで説明会を受けたいと思わない人も少なくありません。
そこで、会社についての概要は全て動画で、オンライン上で発信してしまうことで、こういった説明会に行かない人たちに向けてアピールをすることができます。
そして、説明会のために咲いていた時間や人員を、質問会の形式に変更し、直接話を聞いてみたいと考える人と、コミュニケーションをとる場所として活用できます。
説明会はいらないので、質疑応答だけしたいという人にとっても嬉しいイベントになるため、自他共に満足のいく関係を保つことができます。
4.採用サイトで動画を使う上でのポイント
実際に採用サイト向けの動画を制作していく上では、いくつかのポイントに注目することが求められます。
4-1.主題を明確に
動画制作における一つ目のポイントは、明確な主題を設定することです。
できる限り多くの情報を一つの動画に詰め込みたいという気持ちは多くの人は抱きますが、あまりいろいろな情報を詰め込みすぎては視聴者を混乱させてしまいます。そのため、動画を制作する際にはまずテーマを一つきめ、それに沿ったコンテンツ作りを心がけていきましょう。
複数の動画制作を予定している場合は、会社についてのふんわりとしたPRではなく、会社のコンセプト、社内ツアー、社員インタビューと、小分けにしてみるのも有効です。
また、動画の視聴時間はできるだけ短めに抑え、視聴者を飽きさせないようにすることも重要です。短時間の動画の方がSNSなどでも運用しやすいため、簡潔にまとめて、印象的な動画を作り上げることが重要です。
4-2.動画映えするコンテンツの作成を意識する
動画制作においても一つ重要なのは、動画映えするコンテンツをしっかりと作ることです。
淡々と企業のコンセプトや業務内容を解説するだけでは、説明会やテキストで掲載されている採用サイトの情報と大差はありません。せっかくの動的なコンテンツですから、その特徴をしっかりと生かした映像を作り上げましょう。
社内ツアーなどは動きのある映像の代表的な例ですし、社員の方々が生き生きと働いている様子をとらえ、アピールするチャンスでもあります。あるいは自由に、真剣に議論を重ねている様子なども、映像映えするシーンの一つです。
食品製造などメーカーの採用動画であれば、実際の生産ラインを映像で伝えるのも面白いでしょう。
とにかく視聴者に印象的な様子を提供することがポイントです。
5.採用サイトにおける動画活用事例
最後に、採用サイトでの動画活用事例についてもみていきましょう。
5-1.NTT西日本
「驚かせ、未来。」をコピーに展開されるNTTの採用動画ですが、歴史ある通信会社らしい、伝統と革新の両方にアンテナを張った映像に仕上がっています。
生活に欠かせないインフラを支える仕事は、その重要性とは裏腹に地味にみられてしまうものです。
しかし今回のムービーではいかにやりがいがあり、格好良い仕事であるかを端的に伝え、高い訴求力を持っているのが特徴的な一本です。
5-2.JINS
リーズナブルのメガネでおなじみのJINSの新卒採用ムービーは、社内での様子がよくわかる動画に仕上がっています。
メガネ販売店は、どうしても消費者目線だと小売店舗の様子しかイメージがわかないものですが、こちらの動画ではオフィスの様子を詳細に知ることができます。
社員インタビューもさりげなく行われており、自然な導入で素直な意見を話している様子がよく伝わる作品です。
5-3.アサツーディケイ
広告代理店のアサツーディケイは、スタメン採用と称して即戦力となれる人物の発掘を動画で目指しています。
わずか1分の動画で、内容もテキストが大半ですが、一言一句に説得力があるだけでなく、映像でそれを表現することで、単にサイトで紹介する以上のインパクトがあります。
求職者の野心的な心を動かす、シンプルながらも訴求力の高い一本です。
6.まとめ
多くの企業の採用サイトで、動画コンテンツの活用が進んでいます。
たとえ採用サイトと同じメッセージを発信していたとしても、いざ動画で見てみると、テキストで見たときよりも迫力と訴求力を感じることも少なくありません。
動画は採用サイトでは伝えられないことが伝わるだけでなく、SNSを通じて動画を視聴し、エントリーを決めたという可能性も広がります。
積極的に運用し、優秀人材の獲得につなげていきましょう。
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