下層ページとは?~初心者のための基本解説~
下層ページとは、トップページから派生するページのことを指します。
WEBサイトを一軒の家とすると、その中にある各部屋のようなイメージです。
トップページがサイトの顔であるのに対し、下層ページはユーザーにとっての情報源となりうるページですから、視認しやすく必要な情報が書かれていなければなりません。
ここでは下層ページの基礎知識と、作成時の注意点について解説します。
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1.下層ページとは
下層ページとは、WEBサイトのトップページの次にくるページのことで、家の中の各部屋をイメージするとわかりやすいかもしれません。
どのWEBサイトにも、中心となるトップページが作られ、その後に各コンテンツが続きます。
このコンテンツページのことを「下層ページ」と呼んでいます。
企業のWEBサイトには、トップページの他に「会社案内」「お問い合わせ」などのページが個別に設けられていますが、これが下層ページと呼ばれるものです。
あくまでもメインとなるのはトップページですが、そこに続く下層ページには、トップページには書ききれない内容を記述します。
ただし、下層ページを作りすぎるとユーザビリティの品質が低下する可能性があります。
「どこにほしい情報があるのかわからない」「サイトが見にくい(使いづらい)」といったネガティブな印象を与える可能性もあるため、情報量を膨大にしすぎないように注意しなければなりません。
一つのWEBサイトにあれもこれもと詰め込みすぎると、かえってWEBサイトの整合性がとれにくくなる可能性があるのです。
情報が多くなる場合は、サブドメインを用意してWEBサイト自体を切り分けることも検討しましょう。
2.下層ページのポイント
下層ページは、WEBサイトの目的に応じて情報を詳細に書き込むために作成されます。
ここでは、下層ページを作るうえで押さえておきたいポイントについて紹介します。
1.サイトの目的に合わせる
下層ページはWEBサイトの目的をはっきりとさせたうえで作成するのが理想的です。
たとえば、ある商品をPRするためのWEBサイトなら、トップページには商品の全体像を掲載し、より詳細な内容を下層ページで説明する方法が基本形となります。
その場合、WEBサイトの目的としては「新商品を紹介し、興味をもってもらい、購入につなげる」といったゴールを定めておけば、下層ページの作成もスムーズです。
目的が定まっていなければ、トップページと同じことを下層ページで紹介し直したり、商品に関係のない情報が下層ページに盛り込まれたり、極端に情報量が少ないサイトになったりと、結果が変わってきてしまう可能性も。
目標設定があいまいになっていると、設計やデザインに時間がかかるだけではなく修正作業が発生するため、サイト全体の構築が遅れてしまいます。
サイトをわかりやすくユーザーに提示するためには、「こうなってほしい」という到達目標を設定するようにしましょう。
2.デザインを統一する
下層ページはトップページ、さらにはWEBサイト全体との調和がとれていなければなりません。
トップページを明るく演出しても、下層ページが極端に簡素であるとデザインに不釣り合いが生じ、戻しや修正作業が増えてしまいます。
ユーザーにとっても、ページごとにデザインが異なると不調和な部分に気をとられてしまいます。
少しの違いではありますが、統一性の有無は商品の購買活動やサイトのアクセス数にも関わってくる部分なので、あらかじめ画像やアイコンの色調を統一するなど、サイト内で使う要素にルールを定めておきましょう。
サイト全体のフォントと書体、カラーリング、枠線、画像、アニメーションなど、構成要素がすべて統一されているか、チェックしながら作り込んでいきます。
なかでもフォントは画像やアニメーションよりも多く目にするものなので、行間・書体・文字のサイズと色・マージンなどに注意が必要です。
3.下層ページ作成の注意点
下層ページの作成では、デザインを統一する以外にも注意しておきたいポイントがいくつかあります。
ここでは順を追って、作成に欠かせないポイントをみていきましょう。
1.コンテンツを充実させる
WEBサイトでは、トップページで概要を画像などで提示したあと、下層ページで詳細を記載します。
たとえば特定のイベントに関する情報サイトなら、トップページに画像と簡単な説明、下層ページでイベントの詳細や住所、アクセス方法、主催者の情報を記載します。
商品・サービス・イベントなど、集客のためにはコンテンツの充実度がポイントになります。
トップページでいかに人を引きつけても、情報に乏しければユーザーはがっかりしてしまいますから、下層ページを充実させる必要があります。
下層ページを作る際は、作成者自らユーザー目線に立ち、下層ページにはどんな情報が記載されているべきなのかを考えなければなりません。
どんなキーワードを使ってサイトを訪れたか、他のサイトからやってきた場合、そのユーザーは何に興味をもっているのかもチェックし、SEOの観点からコンテンツを作成しましょう。
2.内容によってページを分ける
一つのページに内容を詰め込んでしまうと、ユーザーは特定の情報に辿りつきにくくなるだけではなく、他の情報も意識しなければなりません。
混乱することで特定のキーワードへの興味関心が薄れ、反対に「ほしいものがあってサイトを見たけど、他にもほしいものが出てきそうだからまた今度にしよう」と、離脱を招く可能性があります。
また、下層ページが増えるほどユーザーは現在地を把握しにくくなるので、トップページへの「戻る」ボタンだけではなく、辿ってきたページがわかるように「パンくずリスト」をページの上部に設置すると親切です。
3.見やすいデザインを心がける
以下のようなデザインは、サイトを訪れたユーザーが見にくいと感じるおそれがあります。
- 文字や文章が羅列されている
- アイコンや画像が多すぎる
- アイコンや画像のサイズが大きすぎる(文字にかかりそうになっている
- アイコンや画像が不快感を与えるデザインである
- 極端に暗い・明るい・薄い・派手なページ
- カラム数が多くメニューが多すぎる
- 1ページが長すぎる(スクロールに時間がかかる
ユーザビリティを意識するならば、スクロールの手間をかけずに、不快感や不安感のないすっきりとしたページが理想的です。
上記以外にも、「ページを開くと突然音楽や動画が再生される」「サイト運営者情報が書かれていない・問い合わせ先や電話番号が書かれていない」といった、ユーザーの心象に不安を与えるようなページ構成も望ましくありません。
4.まとめ
下層ページはユーザーにとっての貴重な情報源であり、購買活動にも直結するものです。
商品やサービスであれば、実際に寄せられた「お客様の声」や、提供元の企業の情報がほしいユーザーもいるため、下層ページ作りはユーザー目線で行うことが大切です。
コンテンツを充実させることでサイトのイメージアップや集客につながり、Google検索での表示位置の向上も期待できるため、利便性や情報量を意識して作成するようにしましょう。