0120-900-587
リスティングキーワードの選定方法を一挙解説【運用でお悩みの方必見】
「リスティングのキーワードをどのように選べばいいかわからない」
「どのキーワードを使えば効果が出るかわからない」
リスティング広告において、キーワードとはリスティングが成功するかどうかの鍵となっており、多くの方が重要視しています。
同時に、キーワードの選定の仕方がわからず、先に述べたような悩みを持っている方も多くいらっしゃいます。
今回の記事ではそのような方に向けて、リスティング広告の成功に繋げるためにはどのようにキーワードを選定すればいいかのコツについてまとめました。
キーワードの選び方から、マッチタイプ、また、キーワード選定の際の注意ポイントまで様々なことをまとめましたので、チェックしてみてください。
ホームページ制作.jpってどんなサービス？
- 運営10年！老舗のホームページ制作無料一括見積サービス。
- 審査済の優良ホームページ制作会社のみに見積もり依頼ができる。
- お見積もり無料。何度でもご相談無料。お断り代行も無料。
- 訪問無しのオンライン相談可能！
- しつこい営業は一切致しません！
全国通話無料
受付：年中無休/24時間電話受付0120-900-587
私たちが全力でサポート致します！
宇野（うの）
田丸（たまる）
真中（まなか）
このページの目次
記事監修者の紹介
真中 淳一
墓石、屋根、外構、防水工事の一括見積メディア運営を6年間経験致しましたので、お客様対応からポータルサイト一からの立ち上げの経験は豊富にあります。また、その他にもオリジナルCMS開発、予約システム、プラットフォームのディレクターも5年経験を積んでいるので、幅広いシステム開発の要件の知識やノウハウもあります。これからホームページを作成されるお客様のお力になれれば幸いです。
１. リスティングのキーワード選定方法
基本的にリスティングでキーワードを選ぶ手順としては、以下の4つの方法となります。
1. メインキーワードの設定
2. メインキーワードの類語を探す
3. サブキーワードを選定する
4. クエリからキーワードを選定する
流れとしましては、3までを運用開始前までに完了し、運用後に4のクエリを確認しながら、最適なキーワードで配信できるようにします。
では、これらについて順に詳しく解説していきます。
1-1. メインキーワードの選定
キーワード選定に当たって、まずはメインキーワードを探すようにしましょう。
メインキーワードとは、ブランドワードやユーザーのニーズを表す一般的な名詞など、ユーザー検索の中心となるキーワードを指します。
例えば、任天等がリスティング広告を出す場合、「任天堂」、「Switch」「テレビゲーム」といったその企業に関連したブランド名、商品、サービスなどが挙げられます。
メインキーワードによってクリック数は大きく変わり、結果的にそれがコンバージョン数に大きな影響を与えるため、できる限り多くのメインキーワードの設定をするようにしましょう。
ただ、担当する案件について詳しくても頭の中で思いつくメインキーワードには限界があるかと思います。
そのため、メインキーワードを抜け漏れなく抽出するために以下の3つを行うことをオススメします。
・商品・サービスの担当者に聞く
・キーワードプランナーを利用する
・競合他社が使用しているキーワードを調査する
これら3つについて次で解説していきます。
1-1-1. 商品・サービスの担当者に聞く
商品・サービスについて一番詳しいのはそれを実際に売ったり作ったりしている担当の方です。
彼らであれば、商品についてのことはもちろん、実際に使っているユーザのニーズなど様々なことを把握しているため、どのようなキーワードであれば効果が出るのかを知っています。
担当者に可能な限りヒアリングを行うことで、メインキーワードについてある程度把握することができます。
また、担当者に聞くのが難しいという場合は、LPやホームページなど商品・サービスに関連した情報が載っているものを細かくチェックし、重要なキーワードを抜き出すようにしましょう。
1-1-2. キーワードプランナーを利用する
Google広告ではキーワードプランナーというキーワード候補や予想検索数を取得できるツールを提供しています。
キーワードプランナーを用いることで、自分たちが思いつかなったキーワードはもちろん、関連したキーワードの競合数やボリューム、上位に掲載する際の単価なども知ることができます。
キーワードプランナーの使い方は非常にシンプルなものですので、簡単に解説します。
最初に、上記の写真のように、ビジネス関連したキーワード、もしくは、LPのドメインを入力する必要があります。
今回は、キーワードのところに任天堂と入れてみます。
すると、上記の写真のように、「switch」「ゼルダの伝説」などといった任天堂に関連したキーワードやボリュームなど様々な内容を把握することができます。
このように2ステップで終わるため、非常に使い勝手が良く、直ぐに使えます。
また、今回キーワードを入力しましたが、ドメインでも同様な検索結果が出ます。
キーワードプランナーはリスティング広告でキーワードを選定する上で必要不可欠とも言える存在ですので、ある程度メインキーワードの候補が決まったとしても、確認の意味を込めて一度使ってみることをオススメします。
1-1-3. 競合他社が使用しているキーワードを調査する
リスティング広告を行うに当たって、競合他社の存在は非常に重要であり、彼らの出稿しているキーワードを知ることで新たなメインキーワードを発見することがあります。
競合他社が出稿しているキーワードを知る方法として、SimilarWeb（シミラーウェブ）というツールがあります。
Similarweb（シミラーウェブ）とは、自分のサイトや競合他社サイトのアクセス状況がわかるアクセス解析ツールです。
競合のURLを入れるだけで、そのサイトがどんなキーワードでどれくらいアクセスを集めているかを把握することができます。
無料版・有料版の2つがあり、無料版でもURLを入力すればリスティングで流入したキーワードの上位10個がわかます。
もし競合他社のサイトに対してロングテールキーワードのような細かいキーワードの流入も知りたかった場合無料版と違って制限のない有料版を使うこともオススメします。
また、有料版では、競合他社のキーワードだけでなく、広告文に対してどのようなキーワード設定をしたかなど、様々なことを知ることができます。
1-2. メインキーワードの類語を探す
ただ、類似キーワードもメインキーワードと同様にすぐに思いつくのは難しいと思うので、何かツールを利用することをオススメします。
個人的なオススメとしては以下のものがあります。
Weblio類語辞書に関しては、その名の通り、類義語の辞典となっています。
一つのキーワードに対して、複数の類義語を提示してくれるため、類語探しにおいて非常に役立つツールとなっています。
連想類語辞典は、小説家などがしばしば使っているツールで、ある言葉から連想される言葉を調べることができます。
例えば、「広告」という言葉を調べた際に、 「チラシ」、「伝単」、「宣伝びら」、「びら」、「引き札」、「（国民に）訴える」、「喧伝（する）」、「鼓吹」、「お披露目」といったものが表示されました。
こちらはWeblio類語辞書よりも柔軟なワードを表示してくれるため、全く思いもしなかったようなものを提示してくれることもあります。
これらのツールを用いながら、表示されたものを精査して、効果が出そうな類語を選定していきましょう。
1-3.サブキーワードを選定する
メインキーワード、類義語を出し終えたら次に掛け合わせのためのサブキーワードを考える必要があります。
サブキーワードとは、メインキーワードと組み合わされて検索される言葉で、それ単体では使用されないもののことを指します。
例えば、「オススメ」、「ランキング」、「求人」、「募集中」、「人気」、「比較」といったものです。
ユーザーは基本的にメインキーワードだけで調べるのでなく、上記のような単語を組み合わせるため、「メインキーワード」×「サブキーワード」と掛け合わせてリスティングを配信する必要があります。
もちろんメインキーワード単体で配信するケースもあります。
では、このサブキーワードはどうやって探すのでしょうか。
メインキーワードと違い、サブキーワードに関しては、ある程度予測できるため、最初に自分たちの頭で考えます。
そして、重要なサブキーワードが抜けることを防ぐために、以下の二つを併用することをオススメしています。
・キーワードプランナーを利用する
・ラッコキーワードを利用する
上記二つについて簡単に解説していきます。
1-3-1. キーワードプランナーを利用する
先ほども紹介したキーワードプランナーですが、こちらはサブキーワードを調査するにも重宝します。
例えば上記のように看護師と調べた際に、「看護師 求人」、「看護師 転職」などいった候補が表示されます。
今回は277個ものキーワード候補が出たので、それらをチラッと見るだけでも自分たちが思いつかなかったサブキーワードを発見することができるでしょう。
また、キーワードプランナーではボリュームなども把握することができるため、どのようなサブキーワードがユーザーにとってニーズがあるかわかり、リスティングの戦略を組み立てる際にも非常に役に立ちます。
1-3-2. ラッコキーワードを利用する
ラッコキーワードは関連単語のサジェストを示してくれるツールです。
左上に出てくるものが上位の検索結果であるため、ここを中心に案件にあったものを取捨選択しましょう。
例えば、今回看護師の求人案件を行うのであれば、「看護師 年収」、「看護師 求人」「看護師 給料」、「看護師 転職」などのキーワードを選択することができます。
これまでの手順を踏み、メインキーワード、サブキーワードが見つかったならば、設定し、配信していきましょう。
ただし、複数のキーワードがある場合、設定作業は非常に煩雑だと感じるかもしれません。
その際に、便利なものがKARABINERです。
1-3-3. KARABINER
KARABINERはキーワード組み合わせツールです。
使い方としては、作ったメインキーワードを一番左の入力欄に入れ、サブキーワードを残りの入力欄に入れます。
例えば、メインキーワード6つサブキーワード8つなど組み合わせがある際に、手作業でやるのに手間がかかりますが、このツールを使うと時間短縮につながります。
また、入力欄が3つあるため、メインキーワード2つとサブキーワード1つなどの組み合わせでも作成することができます。
1-4. クエリからキーワードを選定する
いざ広告が配信されたら、「検索クエリ」も確認していきましょう。
検索クエリとは、ユーザーが検索エンジンを使って検索窓に入力した語句のことを指します。
例えば、ユーザーが「看護師 応募」という語句で検索し、自社のリスティングに流入したならば、そのキーワードが検索クエリとなります。
コンバージョンを獲得できたような効果のある検索クエリを追加で出稿すれば、成果が更に高まる可能性があります。
最低でも週に1回は検索クエリを確認して、どのようなものがコンバージョンにつながっているか確認するようにしましょう。
例え、コンバージョンにつながっていなくてもクリック率の高いものなど、ユーザーがどのようなキーワードにニーズがあるか判断できるため、他の指標も見ながら精査を行っていきましょう。
また、検索クエリは自分たちが予想していないユーザーの導入なども把握することができるため、後述しますが、除外キーワードの選定にも役に立ちます。
２. リスティングキーワードのマッチタイプ一覧
リスティング広告を出稿する際に「マッチタイプ」の設定も重要です。
「マッチタイプ」とはどのような検索語句で広告が表示されるかを左右する設定のことを言います。
リスティングにおいて、マッチタイプの設定によりコンバージョンが取れるか取れないかが決まってくるためこれの使い方をしっかりと確認するようにしましょう。
マッチタイプの種類として以下の4種類存在します。
・完全一致
・フレーズ一致
・絞り込み部分一致
・部分一致
これらについて細かく解説していきます。
2-1. 完全一致
完全一致は指定したキーワードと完全に一致する検索語句や、その類似パターンに該当する検索語句が該当となります。
よく設定したものが検索キーワードと同じでなければ広告は出ないと勘違いされていますが、完全一致は、検索の際につづりが違ったり略語だったり順番が違ったりしても、意味が同じであれば広告は表示されます。
例えば、「男性用の靴」とキーワードを完全一致で出稿した場合、広告が表示される例として、「靴 男性用」、「男性用 靴」、「男性用の靴」、「男性要の靴」などとなります。
逆に、「男性用 赤い靴」、「購入 男性用靴」などでは意味が変わってくるため表示されません。
また「オートバイ」というキーワードを完全一致で出稿し、「バイク」と検索された際に、両者の意味は変わらないため広告は表示されます。
完全一致を利用することで、想定したユーザーのクリックのみを獲得することができ、費用対効果は非常にいいですが、その反面リーチが少ないため、クリック数はそれほど多く見込めません。
完全一致では、効果の見込みがあるキーワードを多く入れ、できる限りクリック数を獲得できるようにすることをオススメします。
完全一致で入稿する際は、「[男性用の靴]」のようにキーワードを[]で囲みます。
2-2. フレーズ一致
フレーズ一致では、指定したキーワードと完全に一致するフレーズや、その類似パターンの前後に他の語句が含まれるフレーズが検索された場合に広告が表示されます
フレーズ一致では、語順の一順序が重要で、キーワードの途中に無関係な語句が入力された場合、広告は表示されません。
例えば、「サッカー スパイク」とフレーズ一致で入稿した場合、広告が表示されるものとして、「サッカー スパイク」、「セール サッカースパイク」、「黄色い サッカースパイク」、「使いやすい サッカースパイク」などとなります。
逆に「サッカボールとスパイク」、「黄色いスパイクをはくサッカー選手」、「サッカー お洒落 スパイク」などでは、広告は表示されません。
フレーズ一致では、部分一致などに比べターゲットを絞り込むことができ、完全一致に比べ柔軟なユーザーにリーチすることができます。
フレーズ一致は、「大阪」、「愛知」などエリアターゲッティングする際に重宝します。
後述しますが、部分一致などで「大阪 靴屋」などで入稿した場合に愛知の靴屋の広告が出る場合があります。
しかし、フレーズ一致ではその性質上、それが起きることはないため、このように何かを限定的に絞って配信したい時に使いことをオススメします。
フレーズ一致で入稿する際はキーワードを「”スパイク サッカー”」のように””で囲みます。
2-3. 絞り込み部分一致
絞り込み部分一致では、指定したキーワードやその類似パターンが検索語句に含まれた場合のみ、広告が表示されます。
絞り込み部分一致では、入稿したキーワードの語順は関係なく、検索のどの部分にも一致させることができます。
また、絞り込み部分一致では、個々の検索用語の類似パターンだけでなく、キーワード全体の類似パターンに対しても広告が配信されることもあります。
例えば、「メンズ 指輪」と絞り込み部分一致で入稿した場合、広告が表示されるものとして、「セール中のメンズ 指輪」、「オシャレなメンズリング」、「男性用指輪」、「男性用のリングとネックレス」などとなります。
逆に、「メンズ ネックレス」「女性用指輪」などでは広告は表示されません。
絞り込み部分一致では、部分一致などに比べ、キーワードの具体性が増すため、リーチは多くありませんが、フレーズ一致などに比べ、多くのユーザーに広告を出すことができ、十分なクリック数を獲得することができます。
入稿する際の語句が少ない場合、一度絞り込み部分一致で設定してみて、そこで取れた検索クエリから新しいキーワードを入稿することをオススメします。
絞り込み部分一致で入稿する場合は、「+メンズ +指輪」のようにキーワードに+を付けます。
2-4. 部分一致
部分一致では、出稿したキーワードだけでなく、キーワードに関連した語句でも自動的に広告が表示されます。
また、ユーザーと関連性の高い広告を表示するために、ユーザーの最近の検索内容も考慮に入れられるケースがあります。
例えば、「車 仕事」と部分一致で入稿した場合、広告が表示されるものとして、「車 仕事用」、「自動車業界 転職」、「仕事 車通勤」、「タクシー 求人」、「大型車 仕事用」、自動車 免許」などとなります。
部分一致では、リーチできる範囲が広いため、多くのユーザーにアピールでき、また、キーワードの作成にかける時間を減らすことができます。
しかし、「東京 転職」などで出稿した場合に「東京」というキーワードが入っているだけの検索に対しても広告が出てしまうことがあるため、想定していないユーザーの誤クリックを招くことがあります。
部分一致で入稿する際は、他のマッチタイプのような記号の設定は特になく、自動的に設定されます。
３. リスティングキーワード選定の注意ポイント
ここまで、キーワードを選定する際のポイントを紹介してきました。
基本的に上記で述べた内容でキーワードを入稿すれば、求めているユーザーに対して広告を表示することができます。
ただし、キーワードを出稿するにあたって無駄な費用を消化しないよう、いくつかの注意ポイントがあります。
今回の章では、それについて詳しく解説していきます。
3-1. 部分一致の使い過ぎには注意
より多くのユーザーにリーチを広げるに役に立つ「部分一致」ですが、上記で述べたように広がりすて、想定外のユーザーの流入を招く可能性があります。
基本的に1語、2語での部分一致で出稿すると無駄なクリックに費用を使ってしまう可能性が高く、部分一致で出稿する場合は、3語以上で設定することをオススメいたします。
また、部分一致を出稿する際には絞り込み部分一致と併用することをオススメします。
例えば、介護士の求人案件の際に「+介護士 求人」 のように介護士だけを絞り込み部分一致で設定すれば、「介護士 応募」 、「介護士 転職」、「介護士 採用」など介護士の職を探しているユーザーのみにターゲットし、幅広い検索結果にも対応することができます。
部分一致だけでは、効果に直結しにくいでが、上記のように何か工夫すれば、成果につながりやすくなります。
3-2. 除外キーワードの設定も忘れずに
リスティングにおいて、キーワードを考えるのと同様に除外キーワードも考える必要があります。
除外キーワードとは、特定の検索語句を広告の表示対象から除外して広告が表示することができます。
例えば、「5ch」や「詐欺」などのように、自分たちがリスティング広告を出したくないようなキーワードがあるかと思います。
その際に、除外設定で上記のキーワードを設定していれば、広告を出さないようにできます。
除外キーワードに関しては、基本的に検索クエリを見ながら設定していきます。
その際に、検索クエリを費用順にソートすると、どのキーワードにお金がかかっているかがわかるため、特に費用がかさんでいて、効果が出ないであろうと思われるのは積極的に除外キーワードに設定しましょう。
４. まとめ
リスティング広告において、キーワードの設定によって効果は大きく変わってきます。
予算に余裕がなく、すぐに結果が欲しいというケースを除いて、基本的に最初はキーワードの出稿を多めにして配信することをオススメいたします。
その際に、今回紹介したキーワードプランナーなどのツールを利用しできる限り、キーワードを集めるようにしましょう。
そして、リスティング広告が配信されたら、効果のでないようなキーワードや逆に思いがけないキーワードがコンバージョンをとっていることが多々あるかと思います。
その際は、新しいキーワードを出稿や既存のキーワードの除外などし、最適な運用を行えるように心がけましょう。
