インスタLPは、インスタグラム上でLPを再現したものです。ユーザーにインパクトを与え、自然な流れでコンバージョンへと繋げられます。誰でも簡単に作成できますが、注意点を抑えつつ取り組んでいくと良いでしょう。ここではインスタLPの特徴や注意点を詳しく解説します。
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記事監修者の紹介
真中 淳一
墓石、屋根、外構、防水工事の一括見積メディア運営を6年間経験致しましたので、お客様対応からポータルサイト一からの立ち上げの経験は豊富にあります。また、その他にもオリジナルCMS開発、予約システム、プラットフォームのディレクターも5年経験を積んでいるので、幅広いシステム開発の要件の知識やノウハウもあります。これからホームページを作成されるお客様のお力になれれば幸いです。
1. インスタLPの特徴やメリット・デメリット
LP(ランディングページ)とは一般的に、商品やサービスを販売するために作られた1枚の長いWEBページのことを指します。そのページをインスタで再現したのがインスタLPです。ここでは、インスタLPの特徴やメリット・デメリットを解説します。
1-1. 何を目的としたメディアとするのか
インスタLPとは、複数枚の写真を並べて1枚の写真のように表示させ、まるでLPのように見せる仕組みのことです。通常であれば1投稿につき1枚の写真やコメントを投稿しますが、インスタLPでは、連続投稿することで1枚の大きな画像を構成します。
インスタグラムは、他のSNSよりも凄まじいスピードで成長を続けています。ユーザー数も年々増加傾向であり、その勢いは衰えていません。さらにインスタの広告機能には、細かなターゲット設定や通販機能などがあり、集客プラットフォームとしての価値も高いです。そのため、インスタグラムを利用してLPを作る企業も増え始めています。
WEB上のLPの場合、主に検索エンジンのSEOによって結果が左右されがちです。また、競合他社も多く参入しており、競争率も高めです。しかしインスタLPなら、ターゲットを細かく絞って発信できるため、目的のユーザーへと確実に訴求できます。インスタLPを始めている企業はまだまだ少ないため、競争率もさほど激しくありません。
以下のような人には、インスタLPが向いていると言えるでしょう。
・競合率の少ない場所で勝負したい
・他社がやっていないような新しいことにチャレンジしたい
・気軽にLPを作成したい
1-2. インスタLPのメリット
インスタLPを行うメリットには、「インパクトを与えられる」「コスト削減」「ユーザーと繋がれる」などがあります。以下、それぞれについて詳しく解説します。
1-2-1. ユーザーにインパクトを与えられる
インスタLPは、プロフィール画面にまるで大きな1枚の大きな写真のように見せることが特徴です。その画面を見たユーザーの目を惹き、インパクトを与えることができます。そこから商品やサービスに興味を持ってもらい、フォローや問い合わせ、商品の販売促進に効果が期待できます。
とくにインスタグラムでは「インスタ映え」が重要視されるので、オシャレできれいなLPほどユーザーの興味を引くことが可能です。
1-2-2. ランニングコストの削減
WEB上のLPでは、制作に多大な費用が発生します。サーバーやドメインなどの環境整備・デザイン作成・コーディング作業・公開後の微調整などの作業が膨大となるため、外注すると平均で30万円以上はかかります。
一方でインスタLPなら、アカウントを開設してLP画像の作成をしたら、あとは画像分割して投稿するだけ。サーバーやドメイン代は不要、コーディング作業などの専門作業も不要のため、コスト削減ができます。
さらに作業時間も少なく済むため、制作期間の短縮も可能です。
1-2-3. ユーザーと繋がりやすい
インスタグラムでは、以下のような機能が利用できます。
・「いいね」やコメントによる交流
・フォロー機能
・ストーリーやライブ配信
・企業に直接メールを送信できる
・プロフィール欄に予約ボタン設置可能
・ショッピング機能による販売促進
とくにコメント・いいね・フォロー機能により、ユーザーの反応を直に確認できます。通常のWEBホームページよりも、ユーザーと親密に交流しやすく、効果測定もしやすいです。
さらに予約機能やショッピング機能を活用すれば、問い合わせや販売などのコンバージョンがスムーズに繋げやすいです。
1-3. インスタLPのデメリット
メリットがたくさんあるインスタLPですが、もちろんデメリットも存在します。主なデメリットとしては「画像単体にはアピール不可」「連投のためユーザーが離れる危険性」などがあります。
1-3-1. プロフィール画面に誘導しないと意味がない
インスタグラムのタイムラインでは、1投稿ずつ表示される仕組みです。インスタLPの大きな画像を見せるためには、プロフィール画面に誘導しなければなりません。
しかし分割された1枚ごとの画像は魅力が低くなるので、ユーザーの注目度は下がりがちです。上手くプロフィールに誘導できず、そのままタイムラインで流し読みされる可能性もあります。
1-3-2. 連続投稿でフォローを外される可能性がある
インスタLPを作成するためには、複数枚の写真を連続投稿する必要があります。しかしデメリットでも解説したように、ユーザーのタイムラインには1投稿ずつしか表示されません。投稿回数は多くなるため、ユーザーのタイムラインには多数の投稿が表示されてしまいます。同じ企業からの連続した投稿は、ユーザーに「鬱陶しい」と思われ、フォローを外される危険性があります。
2. インスタLPの事例
以下では、実際のインスタLP事例を見てみましょう。インパクトのあるものから工夫を凝らしたものまで、参考になりそうな事例を集めてみました。
2-1. 大きな唐揚げ写真が食欲をそそる!「京都からあげ梅しん」
https://www.instagram.com/umeshin_karaage_no.1/
こちらは、からあげの販売をしている「京都からあげ梅しん」のインスタLPです。大きなアップのからあげ写真にインパクトがあり、目を引きます。
基本的に3×2列または3×3列のグリッド投稿の塊で構成され、グリッドごとに企業マークのアイコンを1列挟んでいます。グリッドごとに強調したいポイントをしっかりと抑えており、とても見やすい構成となっています。
2-2. 動画も挿入して工夫「ONE STOP STUDIO」
https://www.instagram.com/onestopstudiotokyo/
映像スタジオの「ONE STOP STUDIO」のインスタLPは、スタイリッシュでおしゃれなLPです。1投稿ごとにコメントも工夫もされており、たとえば「STUDIO FEATURES 01」の投稿コメントを見ると、その特徴が記されています。
途中には実際のドローン映像の動画も投稿するなど、工夫も見られます。
2-3. まるでWEBのLPのような「Happy Cream」
https://www.instagram.com/_happy_cream_/
こちらはWEB上のLPでもよく見かける商品販促系LPをインスタで表現した美容用品LPとなっています。このように、通常LPのような投稿もインスタでは可能です。文字と画像をバランス良く配置することで、読みにくさを感じさせないことがポイントです。
3. インスタLPの作成方法
インスタLPを作成するのは難しくありません。3つのステップだけで、簡単かつ迅速に作成できます。以下、インスタLPの作成方法を詳しく解説します。
3-1. インスタLP用の画像を作成
まずは、分割する前のインスタLPの画像を作成しましょう。その際、スマホ画面を意識した縦長のデザインがポイントです。横幅があまりにも広い画像だと、投稿した際に縮小されてしまいます。スマホ画面で見やすい横幅設定で、文字もなるべく読みやすいように大きめにすると良いでしょう。縦はどれだけ長くなっても構いません。
3-2. 画像を分割する
LP用の画像を作成したら、横3列で分割していきます。
分割するには、スマホアプリを使うと便利です。
【便利な画像分割アプリ2つ】
◯Instagrids(https://apps.apple.com/jp/app/instagrids-photo-collage/id1455325377)
分割方法のバリエーションが豊富なアプリです。無料版だと分割後にアプリのロゴが入ってしまうため、有料版がおすすめです。
◯Gred-it(https://apps.apple.com/jp/app/grid-it-instagram-tiles/id818733160)
こちらは、無料版でも分割後の画像にアプリのロゴが入らないアプリです。ただし分割バリエーションはさほど多くありません。
使い方は簡単です。アプリを起動したら、分割したい写真を選択して分割数を選択します。すると分割された画像が表示されるので、その写真を保存します。これだけで写真の分割は完了です。
3-3. インスタに投稿する
投稿の際は順番に注意しましょう。投稿順がバラバラだと、表示される画像もバラバラになります。分割した画像の右下部分から投稿するのがポイントです。間違えたら削除しつつ、実際のフィードを確認しながら行いましょう。 上記のアプリで分割した場合は、表示される数字通りに投稿すると簡単です。
4. インスタLPを作成するときの注意点
インスタLPをせっかく作成したのに、デザインが崩れるなどで、コンバージョンにつながらないことがあると意味がありません。このような失敗しないためにも、以下の4点のポイントを抑えると良いでしょう。
4-1. プロフィールを充実させておくこと
大きな1枚画像であるグリッド投稿は、プロフィール画面でないと確認できません。各投稿のコメントには、プロフィールに誘導するような文章を挿入しておきましょう。
なお、通常の投稿ではURLを貼れません。URLを設置できるのはプロフィール欄のみです。つまり、外部URLへとユーザーを誘導したいのなら、プロフィール欄を充実させることも重要となります。ハッシュタグも活用して、上手く誘導できるようにプロフィールを考えましょう。
4-2. 表示が崩れないようにする
インスタのプロフィールは、フィード左上に新着が順に3列掲載される仕組みです。1枚でも別の投稿をすると、インスタLP画像が崩れてしまいます。ただし3枚ごとに投稿すれば表示が崩れないので、新たに投稿する際には3枚ごとにしましょう。
日々の投稿は、ストーリーを利用するのがおすすめです。ストーリーの投稿は24時間で表示が消えてしまいますが、動画投稿やライブ配信もできます。そちらからプロフィールページへと案内することも可能ですので、上手く活用してみましょう。
4-3. 解像度の高い画像を使用する
グリッド投稿では、分割した画像を1枚ずつ投稿する仕組みのため、1つ1つの投稿が拡大して表示されます。そのため、解像度の高い写真でないと荒が目立ちます。元の画像は高解像度のものを用意しましょう。
4-4. ここぞという時に投稿する
デメリットでも解説したように、連投するとユーザーにフォローを外される危険性があります。しかし、ここぞという場面で適宜利用すれば、ユーザーに効果的なアピールをすることも可能です。
たとえば住宅会社である「ray-out」では、イベントごとにグリッド投稿をしています。基本的に3列×3列ごとの投稿であり、イベントごとに投稿することでユーザーに告知する役割もあります。 このように、イベントごとにインスタLPで発信するのもおすすめです。
5. まとめ
インスタLPは、ユーザーにインパクトを与えられたり、気軽に交流できたりと、メリットもたくさんあります。また、参入している企業はまだまだ少ないため、競争率も低めです。インスタLPに興味がある方は、早いうちでの参入がおすすめですよ。
是非参考にしていただき自分のアカウントに沿ったものを投稿してみましょう。