アパレルのホームページ制作会社を紹介！費用、デザインのポイントも解説【2023年版】

アパレルのホームページ制作会社をお探しですか？

アパレル業界は外から見ると華やかな反面、トレンドというつかみどころのないユーザーニーズによって、浮き沈みが激しい業界です。

そのため、ブランドオーナーも、時代のトレンドにのれるようなホームページ制作を考えています。そうなると重要になってくるのが、ホームページ制作会社選びです。

では、アパレルには一体どんなホームページ制作会社がおすすめなのでしょうか。

今回はアパレルのホームページ制作会社を紹介・費用・デザインのポイントについて詳しく解説させていただきます。

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記事監修者の紹介

田丸 修太

株式会社エフ・コネクト マネージャー
飲食業界からWEB業界へ転身後、自社のWEB広告運用を担当。
現在はマーケティング領域からサイトのディレクション、お客様のヒアリング対応まで幅広く業務に携わっています。

監修者のプロフィールを見る

1. アパレルが得意なホームページ制作会社6社を厳選紹介

1-1KIMARI interactive

東京都渋谷区代々木にあるKIMARI interactiveは、アパレル業界向けのホームページ制作を得意としています。
そのブランドイメージを落とさずにホームページに反映でき、ネットを使ってブランドの情報発信が可能です。
また、流行に敏感なこの業界だからこそ、流行りのデザインで制作してくれます。
「いつまでもスタイリッシュなホームページを手に入れたい」と考えている人にもおすすめです。
さらに、簡単なウェブマーケティングやコンサルティング料金は、初期費用に含まれています。
別途、料金を支払うことなく対応してくれるので、トータルで支払う料金を抑えることが可能です。
他には、ブランドサイトだけではなく、アイテムを実際に販売できるECサイトなどの制作依頼も受け付けています。

1-2.株式会社ノーマリズム

株式会社ノーマリズムは、小さなお店から中規模企業に向けたホームページ制作をしている会社です。
クールでミニマムなホームページ作りを目指しており、最新の技術を取り入れたスタイリッシュなデザインに仕上げてくれます。
ECサイトの制作依頼も受け付けているので、「ネットを使ってアイテムを販売したい」という人にもおすすめです。
ホームページのデザインは、消費者目線と発信者目線の両方を意識したもので制作してくれます。
料金面は、ネットショップを解説できる『ECプラン』ですと、初期制作費が154,000円、ブランドイメージを発信できる『ブランドプラン』だと、33,000円となっています。
特に、『ブランドプラン』は他の制作会社と比較しても破格の安さになっているので、経済的にホームページを制作してもらえるでしょう。

1-3.株式会社SJP

東京都渋谷区神宮前にある株式会社SJPは、アパレル企業に特化したホームページを制作している会社です。
定額料金を支払うことで、追加費用をかけずに何度も更新できるサービスが魅力的で、これは他社にはないこの会社の魅力だと言えます。
制作するホームページは、レスポンシブデザインなのでスマートフォンからでもデザインを崩さずに表示可能です。
「スマートフォンユーザーにも自社のブランド情報を発信したい」と考えている人にもおすすめです。
また、ECサイトを持っている場合は、商品ページへの直接リンクを設置することもできます。
「今、運用しているECサイトも活用したい」という人にも喜ばれています。
制作期間は、最短で2週間。移り変わりの早いアパレル業界だからこそ短納期でホームページを仕上げてくれます。

1-4.株式会社トライム

東京都渋谷区にある株式会社トライムは、ファッション業界のウェブ戦略を業務として行っている会社です。
お客様の成功を目標に掲げ、細かいところまで行き届くサービスを提供しています。
制作可能サイトジャンルは、ブランドサイト・コーポレートサイト・ECサイトなど多岐にわたります。
また、CMS開発やコンテンツ企画、メールマガジンの運用などの依頼も可能なので、こちらも気になる人は是非チェックしてみて下さい。
制作するホームページは、ファッション業界らしくビジュアルを重視します。
さらに、アクセスするユーザーがストレスを感じないようにユーザビリティも意識して進めていくので、発信者と利用者、どちらにも優しいホームページを制作可能です。
ファッション業界のことを知り尽くした会社なので、そのノウハウをホームページに詰め込んでくれると評判です。

1-5.株式会社ブティックスター

東京都港区南青山にある株式会社ブティックスターでは、ECサイト制作やコンサルティングなどの業務を行っている会社です。
ブランディングとセールスの両方を実現できるホームページの制作が可能ということで、多くのファッション業界の方々から利用されています。
「ただ販売するだけではなく、ブランドイメージを高めながら物を売りたい」というニーズに応えられている会社です。
ホームページ制作は、ECビジネスの知見があるクリエイティブディレクターとデザイナーが一体となって構築に取り組んでくれます。
また、ウェブ解析を行い、ユーザー行動の見える化をして、改善の提案もしてもらえます。
「ただホームページを制作するだけではなく、その後の運用改善のアドバイスもして欲しい」という人にもおすすめです。

1-6.株式会社ホワイトエージェンシー

東京都港区西麻布にある株式会社ホワイトエージェンシーは、クリエイティブとプロモーションに強みを持った会社です。
『最高のプロセスと最高の結果を追い求める』をモットーに掲げ営業をしており、常にクライアントにベストを尽くしてくれています。
ホームページの制作では、センスが求められるデザインでの構築を得意としており、ファッション業界に最適なデザインで作り上げてくれます。
また、ウェブでの最適化を考えたデザインで制作していくので、「ネットを使ってビジネスを始めたい」という人にもおすすめです。
他には、企業ホームページだけではなく、オウンドメディアの制作やファッションメディアアプリのコンテンツ制作なども行っています。
人気ブランドのプロモーションも多く手掛けており、このような経験を生かしたホームページに仕上げてくれると評判です。

2. アパレルのホームページで参考にしたいデザインを解説

2-1. BEAMS

https://www.beams.co.jp/

BEAMS（ビームス）は、東京都渋谷区に本社を構え、国内・海外に多くの店舗を展開している大手のアパレルブランドです。アメリカ西海岸をイメージしたカジュアルなウェアが特徴で、幅広い層をターゲットにしたセレクトショップです。

参考にしたいBEAMSのホームページのデザインの特徴は次の3点です。

・トップページにスライドイン機能が採用されている
・ホームページが雑貨店をイメージしたデザインになっている
・売り上げがランキング形式になっている

などがあげられます。

1つ目がトップページにスライドイン機能が採用されている点です。

スライドイン機能とは、画面の上下左右のどれかの方向から、画像がスライドする機能です。一般的には右から左に向かって画像が移動後、約5秒間隔で画像が切り替わります。

2つ目がホームページが雑貨店をイメージしたデザインになっている点です。

元々BEAMSは、ウェア以外にも雑貨を扱っているお店です。そのため、実店舗は雑貨店のように、様々な商品が山積みにされています。ホームページも、実店舗の雑貨店をイメージしたデザインになっています。

3つ目が売り上げがランキング形式になっている点です。

BEAMSはランキングを公開することで、ユーザーの興味を大きく惹きつけることに成功しています。非常に上手い作戦です。

2-2. SNIDEL

https://snidel.com/

SNIDEL(スナイデル)は、東京都千代田区に本社を構えるアパレルブランドです。特徴は「ストリート×フォーマル」をコンセプトにした、大人の女性がターゲットのファッションブランドです。

参考にしたいSNIDELのホームページのデザインの特徴は次の3点です。

・ホームページ全体にフェードイン機能が採用されている
・ベストセラー形式で、商品を紹介している
・全体的に見やすく、回遊がしやすい

などがあげられます。

1つ目がホームページ全体にフェードイン機能が採用されていることです。

フェードイン機能とは、ホームページを開いたり、スクロール（画面の上下の移動）をしたり時に、画像が徐々に現れてくる機能のことです。アパレル系のホームページでフェードイン機能を採用することで、上質なホームページのイメージを演出することができます。

2つ目がベストセラー形式で、商品を紹介している点です。

アパレルブランドのユーザーであれば、どのウェアが一番売れているのか気になるところです。ベストセラー形式で、商品を紹介することで、増々ユーザーの購買意欲を高めることに成功しています。

3つ目が全体的に見やすく、回遊がしやすい点です。

SNIDELのホームページはすっきりと整理されています。見やすく、ホームページ内の回遊がしやすい設計です。またヘッダー（見出し）から、リンク先へ飛べ、情報も豊富でユーザーを飽きさせません。

2-3. ミキハウス

https://www.mikihouse.co.jp/

ミキハウスは、大阪府八尾市に本拠を構える子供向けのアパレルブランドです。現在は、子供服だけでなく、ベビー総合プロデュース事業を展開しています。

参考にしたいミキハウスさんのホームページのデザインの特徴は次の3点です。

・トップページのスライド画像で、世界の子供たちをターゲットにしている
・妊娠・出産、出産準備、入園準備、入学準備の4つの子サイトが用意されている
・お洋服のお手入れなど、売るだけでなく、メンテナンスページも充実している

などがあげられます。

1つ目がトップページのスライド画像で、世界の子供たちをターゲットにしている点です。

アパレルブランドでは、トップページにスライドショーを使うことは一般的です。そんな中、ミキハウスは子供向けらしく世界の子供たちの画像を使っています。これにより世界の子供たちをターゲットにすることができます。

2つ目が妊娠・出産、出産準備、入園準備、入学準備の4つの子サイトが用意されている点です。

ミキハウスさんは、漠然と子供服をターゲットにしてはいません。妊娠・出産、出産準備、入園準備、入学準備の4つに分けることで、セグメント別にユーザーの振り分けをしています。これにより詳細なデータを収集することができます。

3つ目がお洋服のお手入れなど、売るだけでなく、メンテナンスページも充実している点です。

一般的なアパレルブランドのホームページは、ウェアを売ることだけには熱心ですところがミキハウスさんは、売った後のメンテナンスにも力を入れています。これにより子供服の悩みを解決することに大きく貢献しています。

2-4. YOUKA

https://youka.site/

YOUKA（ヨウカ）は兵庫県西宮市に本拠を構えるシニア向けのアパレルブランドです。60～70代をメインターゲットにした新しいタイプのシニアブランドです。

参考にしたいYOUKAのホームページのデザインの特徴は次の3点です。

・イメージキャラクターを採用している
・60～70代の方にもわかりやすいホームページ設計
・コーディネートをスライドショーで見せている

などがあげられます。

1つ目がイメージキャラクターを採用している点です。

YOUKAさんのホームページでは、ユーザーにブランドを強くイメージしてもらえるように、60～70代の方に好感を持ってもらえるようなイメージキャラクターが採用されています。これによりアパレルブランドの好感度アップが期待できます。

2つ目が60～70代の方にもわかりやすいホームページ設計になっている点です。

60～70代の方であれば、わかりにくいホームページは離脱率が高くなる可能があります。それに対しYOUKAのホームページはゴチャゴチャしておらず、すっきりとして、わかりやすいホームページになっています。ホームページ自体のボリュームも大きくなく、サラッと回遊できる作りです。

3つ目がコーディネートをスライドショーで見せている点です。

ユーザーモデルさんらしき女性をモデルにして、コーディネート画像がスライドショーになっています。TPOに合わせたコーディネートなので、ユーザーから選びやすいページ作りです。

3. アパレルのホームページ制作費用・相場観ってどれくらい？

こちらではアパレルのホームページ制作費用・相場観についてご紹介します。

アパレルのホームページ制作費用・相場観は、小型ブランド・中型ブランド・大型ブランドの3つに分かれます。小型ブランドより、中型ブランドや大型ブランドの価格が高くなる理由は次の3点です。

・有名なファッションモデルや芸能人を使っている
・扱う商品が多いので、下層ページが増える
・本体だけでなく、いくつもレーベル（小ブランド）ごとに分かれている

などです。

ここから先はアパレルの中型ブランドにスポットを当てて、内訳を詳しくご説明します。

〇アパレルの中型ブランドのホームページ制作費用の内訳

次にそれぞれの項目別で詳しくご説明します。

①ディレクション
ディレクションとは、アパレルのホームページ制作の陣頭指揮を執る専属のディレクターを置くことです。アパレルの場合は、トレンドの移り変わりが激しいので、業界に詳しいディレクターを置く必要があります。

➁トップページデザイン・コーディング
トップページデザイン・コーディングとは、トップページのデザインと機能を構築することです。一般的にアパレルのトップページは、特にデザインが重要になります。そのため、複数人のデザイナーを使って作業します。

➂下層ページ50ページ以内のデザイン
下層ページ50ページ以内のデザインとは、トップページ下の下層ページの制作になります。アパレルブランドの場合、ウェアの説明のページがこれに当たります。画像とテキストだけであれば安く済みます。ただし高度な機能を付けるとコーディングで高くなります。

④レスポンシブ対応機能
レスポンシブ対応機能とは、パソコン・タブレット・スマートフォンなど、各種デバイスに画面サイズを最適化する技術のことです。アパレルブランドの場合、ユーザーがスマホから訪れることから、レスポンシブ対応機能は特に力を入れる必要があります。

⑤問い合わせフォーム作成
問い合わせフォーム作成とは、本社への問い合わせ用のメール機能の設定のことです。

⑥決済機能
決済機能とは、ホームページ内に設置された決済システムのことです。アパレルブランドであれば、決済機能は必須です。自作すると高くなります。ただし外部クラウドの決済機能システムを使うと安く済みます。

⑦写真素材（イメージ・コーディネートモデル））
アパレルブランドの写真素材はイメージキャラクターとコーディネートモデルの2つのタイプの写真素材が必要になります。有名なファッションモデルを使うほど高額になります。

⑧SNS連携
SNS連携とはホームページ上で、インスタ・ツイッター・フェイスブック・ユーチューブと連携させることです。アパレルブランドは特にインスタと動画の連携に力を入れています。

⑨レーベル・多店舗対応機能
レーベル・多店舗対応機能とは、アパレルブランドの子ブランドや各店舗ページへの対応機能のことです。リンク先へ飛ばすだけであれば安く済みます。機能をつなげると、価格が上がります。

⑩サーバー・ドメイン代行取得・プログラミング
サーバー・ドメイン代行取得・プログラミングとは、サーバー・ドメインをオーナーに代わって取得し、プログラミングもすることです。

アパレルブランドの場合、新製品発売や大きなトレンドが起こると、ホームページに一気にアクセスが集中します。サーバーダウンしないように高機能のサーバーと契約する必要があります。そのためのサーバープログラミングも必要になります。

4. アパレルのホームページを制作する際のポイントと注意点！

アパレルのホームページを制作する際には、ポイントと注意点があります。それは「トレンド発信力」と「ブランドイメージの構築」です。基本的にアパレルは、時代のトレンドに大きく左右される業種です。

またブランドイメージの構築が上手くいかないと、名前を知っているだけのユーザーからはどんなアパレルブランドなのかわかってもらえません。

結果「トレンド発信力」と「ブランドイメージの構築」が上手くいかないと、大きく利益を損ねることになります。非常に重要な項目です。

アパレルブランドの「トレンド発信力」と「ブランドイメージの構築」から、ホームページを制作する際のポイントと注意点が浮かび上がってきます。

こちらではアパレルのホームページを制作する際のポイントと注意点についてわかりやすくご説明します。

4-1. アパレルの制作時のポイント

アパレルのホームページの制作時のポイントは、トレンド発信力です。ちなみにトレンドとは流行や風向きのことをいいます。

アパレルとトレンドは切っても切り離せない関係です。その理由はトレンドの風向きが変わることで、売り上げが一瞬で変わるからです。

ところでこれまでのトレンドの大きな流れが、オーダーメイド～既製品～ファストファッション～D2C（Direct to Consumer）でした。既製品～ファストファッションまでは、テレビなどのオールドメディアを使ってトレンドを操作することができた時代でした。

ところがネット社会になると、オールドメディアを使ってのトレンド操作は通用しなくなりました。

オールドメディアに代わって登場したのがSNSです。SNSを通じてアパレルブランドは、ユーザーと直接つながれる時代になりました。そこで必要になってくるのが、アパレルブランドのホームページからのトレンド発信力です。

現在売れているアパレルブランドのトレンド発信力とは、万人ウケではありません。アパレルブランドに興味がある、尖った感性を持ったユーザーにだけ響く主張や情報になります。

まとめるとこれから先の時代は、トレンド発信力がないホームページを持つアパレルブランドは間違いなく、成長していくことは難しくなるでしょう。

4-2. アパレルの制作時の注意点

アパレルのホームページの制作時の注意点は、ブランドイメージの構築です。

アパレルにとって「トレンド発信力」と「ブランドイメージの構築」はオフェンス（攻撃）とディフェンス（防御）の関係になります。ホームページにトレンド発信力があることで、多くのユーザーをホームページに集客することができます。

ただしそれだけでは、トレンドの発信に反応したユーザーが来店しただけになります。彼らはまだ、その時点では真の顧客ではありません。

真の顧客にするには、ホームページを使ってブランドイメージを構築する必要があります。

そうするわけは、ブランドイメージを構築することで、ユーザーがアパレルブランドの商品を長く購入してくれたり、ブランドを支持する理由や根拠になるからです。ユーザーが真の顧客になってくれると、トレンド発信力が使えない時でも、ユーザーはブレずにアパレルブランドについてきてくれます。

まとめると、ホームページを使ってのブランドイメージの構築をしたが良いわけとは、ユーザーがアパレルブランドに通い続ける根拠や理由付けになるからです。

ホームページはアパレルブランドにとって非常に重要なツールということがいえます。

5. アパレルのホームページ制作のまとめ！

今回はアパレルのホームページ制作会社を紹介・費用・デザインのポイントについて解説させていただきました。

アパレルのホームページ制作をまとめると次の4点になります。

①アパレルのホームページ制作費用・相場観は、小型ブランド・中型ブランド・大型ブランドの3つに分かれる
➁アパレルのホームページの制作時のポイントは、トレンド発信力である
➂アパレルのホームページの制作時の注意点は、ブランドイメージの構築である
④アパレルのホームページ制作に関するノウハウや知識を持っている専門性の高いホームページ制作会社に依頼することである